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☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2013年3月5日火曜日

3月9日リカバリーの物語 新宿区家族会新宿フレンズ(東京都新宿区)

3月9日新宿区家族会 新宿フレンズ(東京都新宿区)
昼の家族会(講演会)

講演会テーマ:「リカバリーの物語~精神疾患を持ちながらも充実した人生を過ごすために~」

講師:リカバリーキャラバン隊 事務局長・中原さとみさん (桜ケ丘記念病院 PSW)、隊員の皆さん

日時:3月9日(土) 午後2時~4時30分

会場:新宿区立障害者福祉センター http://www15.big.or.jp/~frenz/kazotoha.html#Anchor226916
新宿区戸山町1-22-2


対象:精神障害者の家族を持たれる家族の方、精神障害を抱える当事者の方、知人、友人のお知り合いが病気を持たれている方

 

新宿区家族会 新宿フレンズの情報につきましては、以下ホームページをご覧ください。

2013年3月1日金曜日

3月23日家族のためのリカバリーカフェ(岩手県北上市)

相談支援センターさくら
家族交流会のご案内(岩手県北上市)

精神疾患がある方の家族は症状に悩まされ、対応方法や快復に役立つ情報を必要とします。薬や症状について学ぶ機会は以前に比べてずいぶんと増え、家族も治療に参加しやすくなりました。と同時に、何かあったときに責任を負う保護者、援助者としての役割が大きくなりがちです。
 しかし、家族にも家族自身の人生があります。精神障害者やその家族が自分らしい人生を送れることを目指し、活動している「リカバリーキャラバン隊」の皆さんをお迎えしての家族交流会を下記の通り開催いたします。

対 象 北上市在住の精神疾患を持つ方のご家族 
日 時 平成25年3月23日(土)13:00~15:00
会 場 北上市総合福祉センター 2階研修室(北上市常盤台二丁目1番63号)
参加費 無料
定 員 30名
申込先 相談支援センターさくら(☎63-2039)  
     
<プログラム>
12:30 受付
13:00~13:10 開会・挨拶 
13:10~15:00 講演及び演習
        「家族のためのリカバリーカフェ」
講 師 リカバリーキャラバン隊の皆さん
15:00 閉会 

※平成25年3月21日(木)までに電話でお申し込みください。
参加の際は匿名でも構いませんが、申し込みの際は本名でお願いいたします。
個人情報は厳守します。
(留守番電話になっている場合は、お名前・電話番号・家族交流会申込とメッセージをお願いします。)

申込・お問い合わせは・・相談支援センターさくら(0197-63-2039) 高橋・菊池まで

2013年2月25日月曜日

全国重度障害者雇用企業事業所協会 東京支部 オープン会議のご案内

全国重度障害者雇用企業事業所協会 東京支部 オープン会議のご案内
 

時下、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

この度、全重協東京支部では、オープン会議を開催することとなりましたので、下記の通りご案内申し上げます。なお、この会議は全重協会員以外の方も参加できますので、お知り合いの方をお誘いください。

 
1. 日時:2013 3 7 日(木) 13201650 (開場13:00

2. 場所:中野区商工会館 大会議室 (電話:03-3389-1181)JR中野駅北口下車 徒歩10
http://www.mmjp.or.jp/rmc-jyosai/map/nakashoko.htm

3. 対象:全重協東京支部会員及び会員以外の希望者

4. 議題及びスケジュール

今回のテーマは【障害者への必要な配慮】について皆様で検討していきたいと考えております。
① 発表
障害者権利条約の批准に向けて、(仮称)障害者差別禁止法の成立など国内法の整備が進んでいます。グループディスカッションの前に、同条約で示されている「合理的な配慮」の研究を行っている方たちに、これまでの検討内容を発表して頂きます。

リカバリーキャラバン隊/稲城市福祉部生活福祉課 飯野 雄治氏

リカバリーキャラバン隊/桜ケ丘記念病院 中原 さとみ氏

②グループデスカッション
「障害者への必要な配慮」について小グループにて討議して頂きます。討議方式は「ワールドカフェ」です。コーヒータイムで仲間と雑談しているかの様な気楽な雰囲気で議論して頂きます。そして、別の仲間のテーブルと交流しながら、話し合いの内容を発表していきます。

③アドバイス
障害種別全般に関わりのある専門家から、まとめについてコメントを頂きます。このコメントを付け加えることにより、皆様と話し合われた結論に肉付けして、充実したまとめにしていきたいと考えております。

(独)高齢・障害者雇用支援機構中央障害者雇用情報センター 総括障害者雇用エキスパート 礒邉 豊司氏

④交流会:自由参加(会費:4,000 円 飲み放題込です。)17 30 分より ※領収書必要な方は記入ください。オープン会議終了後、参加者同士の交流を深め、定例会の議論に続く情報交換の場として、会議会場近辺で開催します。当日にご案内いたします。


全重協東京支部オープン会議参加申込 締切日:平成25 2 25 日(月)

    会社名、②参加者名、③所属・役職、④E-mail、⑤電話、⑥FAX番号
⑦交流会参加の有無、⑧貴社が雇用している社員の障害種別、についてメールにてご連絡ください。

<連絡先> 株式会社ウイニングコーポレーション 佐々木 克美 
 E-mail: k-sasaki@winning-corp.com

2013年1月28日月曜日

TBSラジオの取材を受けました

リカバリーキャラバン隊とリカバリーカフェについて、TBSラジオの取材を受けました。
放送予定は次の通りです。ぜひお聞きください。
 
 
番組名・放送日時(予定)

  TBSラジオ「堀尾正明プラス」内「人権トゥデイ」コーナー  (東京都人権啓発センター 提供)

  201329日((予定)

  午前818分頃~23分頃まで(およそ分間)

 

コーナーについて

  「人権トゥデイ」は12年ほど前から続いているコーナーで、

  高齢者、障害者、女性や子供、外国人等々人権に関わるテーマの中から、

  身近なものを、できるだけわかりやすく伝えていこうというコーナーです。

  例えば、「自殺未遂者への継続的な支援」地域の子供を見守る高校生の部活動

「多国籍の町に響く子供達のバイオリン」「障害者のアートを仕事につなげる」

   「うつ病の当事者交流会」といった内容を取り上げています。

 (一部はこちらで放送内容を見ることができます。
 http://www.tbs.co.jp/radio/horio/human/index-j.html

 

2013年1月14日月曜日

日本のIPSについて 20. IPSの普及、定着のために私たちが行う活動の方針

日本のIPSについて
20.   IPSの普及、定着のために私たちが行う活動の方針

 私たちリカバリーキャラバン隊は、リカバリー経験の蓄積・共有・伝達を行うことの一部として、日本におけるIPSの普及、定着のための活動を行っています。これまで述べてきたようなIPS発展の歴史、日本の現状や問題認識に照らして、次のようなコンセプトのもとこれを行っています。

ア.      特定の職域団体等と利害関係をもたないこと

特定の職域、職能団体に所属することで、得られるものも大きいものですが、その職域団体に批判的な発言が行えなくなります。特定の財源に頼りこれを行えば、私たちは活動するためにこの財源の指示に従わざるをえません。リカバリーキャラバン隊の活動は、構成員の余暇としてこれを行うことで、大きな権威から一定の距離を保ち、活動の自由を確保したいと考えています。その一方で小さな団体や当事者との協力に重点を置いています。

イ.      当事者に開かれた情報発信とすること

IPSという支援者が持つべき技法や態度に関する研修等の活動ですが、常に精神障害の当事者がこれを受講できることとし、支援の透明性の確保に努めています。論文や学会発表等は、執筆の性質上、難解な表現に偏りがちですが、出版物においては当事者に向けた情報提供を優先しています。

ウ.      わが国での実践に基づいた検証、考察を重視すること

IPSは米国での臨床経験則と統計的検証により精査されたノウハウですが、これを日本で普及するにあたっては、国内での実践に基づいた体験談、個々の小さな気づきや成長を重視します。欧米の研究、大規模統計処理などは、それを得意とする専門家と連携することで実施します。

エ.      当事者とともにこれを行うこと

IPSに関する研修は必ずサービスの利用者を講師として迎えます。7原則やマニュアルからでなく当事者から学ぶ姿勢そのものを紹介すると同時に、リカバリー志向の実践が支援者だけが集まる密室で行われることがないよう配慮します。

オ.      ストレングスモデルの援助付き雇用ができる人材育成を目指すこと

IPSという言葉、原則に忠実な人材でなく、自らの頭と体験により考える人材育成を目指します。当面は、IPSをストレングスモデルに基づいた援助付き雇用と言い換え、これができる人材を広く育成します。福祉、保健、医療、労働分野だけでなく、家族、ピアサポーター、働きたい当事者などもこれに含みます。

カ.      医療機関が就労支援に参加することを促すこと

   IPSの普及、定着において医療機関が果たす役割が特別に大きいことから、医療機関が就労支援に参加できるような活動を重点的に行います。

2013年1月13日日曜日

日本のIPSについて 19.精神障害者を取り巻く環境の変化

日本のIPSについて
19.   精神障害者を取り巻く環境の変化

IPSの原則は、試行錯誤、そして時代に応じて変化してきました。これと同様に、日本でのIPSの実践あるいは普及、定着をはかるためには、刻々と変化する時代背景や制度改正に対応する必要があります。いわば7原則にとらわれすぎていると時代遅れになり、そのことがIPSの可能性を閉ざすものになりかねません。たとえば次のような国内法制度の変革にIPS実践家は対応する必要がありそうです。

¨       障害者権利条約の批准を目指し、内閣府で障害者差別禁止法の格子が作成されています。障害者雇用をうながす論理には障害者雇用率のみでなく、不均等待遇の禁止や合理的配慮の提供も加わることになりそうです。内閣府差別禁止部会の報告書によれば、合理的配慮は請求権として認められる可能性が強いですが、精神障害者の場合は特に請求とその合理性・正当性を個別具体的に援助する仕組みが求められそうです。

¨       これにあわせ障害者雇用促進法の改正も行われますが、厚生労働省の障害者雇用促進分科会での議論を見ると差別禁止法と温度差が生じる可能性も考えられます。雇用率の変更、精神障害者の雇用率への対象化も予定されており、また地域の就労支援の在り方に関する議論では知的障害については一定の雇用が進んだものの、精神障害者や発達障害者については従来の支援技法では難しいと整理され、援助付き雇用の研究の歴史と重なった議論が確認できます。

¨       障害者虐待防止法が議員立法で成立、施行されました。ここでは養護者(親など)、障害者福祉施設従事者等(支援者など)による虐待を定義したことに加え、使用者(雇用主など)による虐待、そして発見した場合の通報の義務とルールが制定されました。また逆に、医療機関内での虐待について触れていないことも知っておく必要があります。

¨       経済界からの強い要望もあり障害者自立支援法により応益負担の考え方が導入されましたが、憲法違反だとの訴訟も起こり、障害者総合支援法を制定する運びとなりました。利用者負担に関する部分以外の、例えばサービス体系に大きな変化はありませんが、就労支援の在り方の変更が見込まれ、議論の行く末を見守る必要がありそうです。

¨       厚生労働省の生活支援戦略では生活保護制度の見直しが議論され、就労収入積立制度など生活保護から脱却するための経済的なインセンティブの必要性が示唆されています。また生活保護の受給に至る前の第2のセーフティネットの創設の必要性も示唆され、生活困窮者には障害の有無にかかわらず就労支援を提供する仕組みが用意される可能性も提案されています。

¨       その他、障害者優先調達支援法の施行、医療保護入院制度の見直しなどもIPS実践に影響を及ぼし得ると考えられます。

2013年1月12日土曜日

日本のIPSについて 18.コミュニティソーシャルワークとしてのIPS

日本のIPSについて
18.   コミュニティソーシャルワークとしてのIPS

このような現状認識を踏まえ、私たちは桜ヶ丘記念病院によるIPSの提供方法の方向を転換することとしました。これは公的な色合いの強いコミュニティソーシャルワークとしてのIPSを展開することを意味します。「ワーキングライフ」「ストレングスモデル」のいずれにも、精神障害者の地域統合を実現するためのコミュニティソーシャルワークの方法について記されているように、リカバリー志向の地域作りもIPS支援の守備範囲と捉えなおしたわけです。この方向転換にあたり、その実践はIPSの土台であるストレングスモデルに基づくべきであることを私たちは確認し、ポジティブな感情に基づきWin-Win関係を構築する交渉術の原則を活用しながら、次のような方針を立てました

【注】コミュニティソーシャルワーク:1982年の「バークレイ報告」で提案された、地域を重視したソーシャルワーク。対面的な個別支援、地域で生活するために必要な社会資源への到達に関する支援に加えて、必要な社会資源の開拓、開発、ネットワーク構築をソーシャルワークとして行なうこととなる。【参考】ストレングスモデル第7章 資源の獲得 地域を地域精神保健に戻す
【参考】ワーキングライフ第10章 求職活動 5.仕事を見つけるための戦略   
 
Win-Win関係を構築する交渉術
1.      価値を理解する
2.      つながりを構築する
3.      自立性を尊重する
4.      ステータスに配慮する
5.      役割を活用する
地域連携のための方針
1.      地域のストレングスに注目する
2.      理念の共有に努める
3.      専門用語に頼らない
4.      エビデンスを武器にしない
5.      他機関とケースを共有する
地域連携のための実践
1.      本人が書いたケアプランの活用
2.      リカバリームービーの上映
3.      役割分担をして連携
4.      就労支援ネットワークの運営
5.      IPS支援者養成研修の実施
6.      リカバリーの学校の活用
7.      企業への支援
   このような地域への働きかけを重ね、地域(他機関)とケースを共有することが可能になってきました。院内サービスだけで利用者を囲わず、就労継続ないし移行支援事業所、ハローワークや都内区市町村就労支援センター(都内各区市に設置されたジョブコーチ配置機関)など院外の福祉・労働・保健機関ともチームを形成するよう心掛けています。自治体の生活保護ケースワーカーや患者の家族、ハローワーク、事業主ないしは人事担当者もまたチームの一員です。地域の就労支援員が利用できる場合には職場内援助は地域に任せ、IPSワーカーは医師との調整や症状管理にまわるイメージですが、職場内でトラブルがあった場合など緊急時はジョブコーチとして駆け付けることもあります。逆に認知行動療法などによる症状管理はシートにして標準ツールとすることで、地域の福祉機関でも対応できるようにして、多職種でなく超職種チームを形成するよう心掛けています。

国内でもIPSを提供する機関が増えたものの、コミュニティソーシャルワークの実践について報告は残念ながらほぼありません。その一方、「理解がない」「考え方が古い」といった地域への不満をあらわにするIPS提供機関、力ずくで自己主張するIPSに対する不信感について語る地域関係者の声を耳にすることがまだ多いのが現状です。ここで語られるIPSとは、リカバリー志向やストレングスモデルから外れていると言えるでしょう。私たちのコミュニティソーシャルワークも、まだ駆け出しです。私たちを育てている先生と教科書は、精神疾患がありながらも日々の生活に挑戦し、よりよく生きようとしている方々であり、ここに記したように地域の関係者です。あらためて深く感謝し、これからもお世話になることをお許しいただきたいと考えています

なお、ピアサポートについては病院の仕組みにあえて取らず、院外でも活動する任意団体リカバリーキャラバン隊を組織し導入しています。