精神疾患を持ちながらも、自分らしい人生を取り戻し、充実した時間を生きることは可能なようです。このような経験はリカバリーと呼ばれています。
リカバリーの魅力は、リカバリーを経験した方たちにしか紹介できません。
入院した最初の午後、時間は午後4時だった。私はベッドの端に座っていた。ひとりの男の人がドアを開けてきて、私の隣に座り「私があなたの先生です。あなたを助けにやってきました。」そして何があったのかというとその人は立ち上がりドアの外に出て、ドアは閉まってしまった。その時、本当はドアが開いて誰かが入ってきて、私の隣のベッドに座って、「ラリー、私も同じ病気をしたことがあるんだよ。私は当事者なんだ。この人生の反対側に別の人生があるんだ。そしてそれは充実した人生なんだ」という言葉があるべきだったのです。
ラリーシューマー(ウィネバゴ精神病院のスタッフ。彼はまさにこういうことを仕事の一つとしている。)
リカバリー志向の精神保健福祉サービスの提供が求められています。そのために支援者の卵たちが1人でも多く、リカバリーの魅力を体感することが必要です。支援者にとっても、リカバリーした方の話を聞くことは希望につながり、大切な経験となるでしょう。
リカバリー・キャラバン隊は、リカバリーを経験した方たちの声や経験を社会資源として活かし、リカバリーの力を配達するユニットです。専門学校等の講義のゲスト、学生向けの研修などですでに出張させていただいています。どうぞご活用ください。
☆リカバリー・キャラバン隊☆
事務局:中原さとみ、飯野雄治
メールアドレス:recovery_caravan@yahoo.co.jp
ブログアドレス:http://recoverycaravan.blogspot.com/
問い合わせは、お手数ですが一度メールにていただきますようお願い申し上げます。
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