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☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2010年11月28日日曜日

リカバリーの学校@小平(東京都)

「リカバリーキャラバン隊」によるリカバリー学校 @小平(東京)

=リカバリーとは「回復」という意味だけでなく、それ以上の意味を持った言葉です=
精神疾患がありながらも、充実した人生を歩むための勉強を家族と一緒にしましょう

◎私が人生の主人公~エンパワメントとリカバリー。
かつてアメリカの黒人は、黒人であるというだけで無力と見なされ、学んだり社会で活躍するチャンスが奪われ、本当に無力な生活を送らざる得ませんでした。これを変えていったのがエンパワメントです。これ以降、支援の考え方が変わりました。
 リカバリーとは「回復」という意味ではなく、それ以上の意味を持った言葉です。精神疾患がありながらも充実した人生を歩むこと。そういう方たちは、どんな生活を送っているのかご紹介します。

●日時: 11月27日(土) 午後1時~3時
●場所: 独立行政法人 国立精神神経医療研究センター病院
旧館(中央館)、3階 コスモホールhttp://www.ncnp.go.jp/access/index.html
●予約不要: 直接会場にお出掛け下さい

主催:リカバリーキャラバン隊 
協力:むさしの会

独立行政法人 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

ご家族だけでなく当事者の方もご参加いただきました。当事者の方から、1日1日病気との闘いで、私たち必死にもがき苦しんでいるんです・・・と質問をお受けしました。レッテルがあって、諦めている状況があったような気がします。でも逆に渥美さん頑張ってくださいという当事者の方がいたりして、有意義な意見交換ができたような気がします。作業所、授産施設タイプ等はありますが、一人ひとりの生き方が必要です。障害者の就労支援すら行っていない現状を考えてみても、リカバリーすらできない、リカバリー自体をご存知ない方がいたりして、IPSすら行っていない現状でリカバリーに持って行くまで大変な現状があります。それが、心の中で伝わってきました。リカバリーキャラバン隊の家族という立場で堀尾会長さんのお話があったことで、家族同士の意見交換ができて通じるものがあったようです。より一層充実した時間を過ごすことができました。
渥美正明

皆さんこんにちは。統合失調症の中村と申します。今の会社には病気のことをオープンにして働いていて、7年目になります。老人ホームで洗濯と清掃の仕事をしています。エンパワーメントとは、『自分が、自分の人生の主人公』という意味で、偏見と差別を減らし、偏見と差別があっても、パワーが失われないようにすることです。これを精神障害者が働く場合にあてはめると、今までの考えは「精神障害者は働けない。だから働く場や機会はいらない。」という考えでした。しかし新しい考えは「精神障害者は働く場や機会がない。だから働けない。」という考えなのです。また精神障害者のリカバリーとは働くことではないでしょうか?働くことによって生活のリズムがとれますし、お給料ももらえるので励みにもなりますし、人と交わって仕事をすると病気の治りが早いです。また病気が治らないうちに働くということに意義があると思います。この病気は薬だけでは治りませんから、精神障害者の治療にとって働くことは、重要なことだと思います。精神障害者だからといって働けないのは間違いです。このようにエンパワーメントとリカバリーは密接な関係にあるのです。
中村 孝

エンパワメントを学ぼう。1955年の出来事で迫害される黒人を例に黒色だけでマイナスの価値のみしか印象付けられない差別を受けていました。これを受けて誰であれ社会経験がある人とない人を考えるようになりました。本人の可能性がある気づきや発見。病気よりもよく生きること。本人の可能性を信じる。時計を読めない方に時刻表を見て一緒に考える。
堀尾会長の発言。堀尾氏のお嬢さんがホノルルマラソンへ参加するという話をお聞きしてなんて行動的で意欲的なのかびっくりしました。休暇が取れずにいけなかったそうです。堀尾会長は内心安どしたそうです。一緒に行動を共にできないとなると幼少から親しんできた親としては愛娘を遠方へ送るのはどの家族であれ心配します。また、WRAPで息子や娘には行動を示して例えば、提出書類であれば自分が先に書いてさりげなく伝えるのがよいそうです。リカバリーについて考える。長所を生かした密着したサポート。更に堀尾会長はこのようなこともおっしゃいました。心配しすぎ、批判はしない、適当な距離を取ること。やる気を出させる、ほめること、必要とされること、愛されること、信頼関係を築くことが大事。自分の言葉で表す。自分なりに目的・目標を持っている。役割と責任を感じている。自分で決めている希望を持っている。飲薬や病気を持ちながら働く、完全に自立しなくたっていい。自分にできることやっていけば良いという方針です。
追伸:むさしの会様よりいただいた手作りのおにぎり、冷めてても気持ちがこもっていて温かくて幸せに包まれました。おいしかったです。また一緒にひとときを過ごせられたらうれしいなと思うばかりです。
P.6000

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