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https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2009年9月18日金曜日

精神障害者のための講演会 就労支援の新しい試み(東京八王子)

精神障害者のための講演会
就労支援の新しい試み

「IPSというリカバリーの為のリハビリプログラム紹介」

精神障害者を持つ家族にとって、自立のためにも、就労は避けれませんが、
とても無理と思っておられるのが実態だとおもいます。
IPSという、リカバリーの為の就労支援のあり方を、ご一緒に勉強しましょう!
就労はリカバリーの手がかりです!

●講師: IPS-TOKYO  リカバリー・キャラバン隊     
     桜ヶ丘記念病院 精神保健福祉士       
        中原さとみ 先生     
     稲城市役所 第1号職場適応援助者         
        飯野雄治 氏
●日時:9月16日(水) 午後1時半~
●場所:クリエイトホール 11階 視聴覚室  JR八王子駅北口前    
 http://katakura-hs.jp/menu_create%20map.html
●予約不要:直接会場にお出掛け下さい
主催: 八王子精神障害者家族会  【 わかくさ家族の会 】

多くの方にご参加いただき、心より感謝いたします。

久しぶりにいつもの顔がそろって、家族会の方々の心に響く息の合った講演ができたと思います。家族会関係の方だけでなく地方からわざわざいらしていた方もいて、人数の多さにびっくりしました。久しぶりに講演をやってもキャラバン隊のメンバーはつと言ったらかですね。毎回講演をする度に内容がバワーアップしていて、一人一人が成長しているのを感じます。家族会の方々からの沢山のアンケートに書いてあった事を活かして、これからの講演をより良いものにしていきましょう。キャラバン隊の活動は人から人へ口コミで広まっていくでしょう。同じように病気を持つ方や支援者の方に一歩一歩前を見て努力をしながら歩いていれば、必ず景色は変わっていく事をみんなで力を合わせて、伝えていきたいですね。
なまけもののなまちゃんでした。


八王子家族会の皆様に感謝します。
渥美正明

家族会の方から次の感想をいただきました。本当にありがとうございます。

思いの他の多人数の参加でうれしい悲鳴でした。地方からも来ていただいたとは驚きでした。
帰りに家族会員数人とお茶を飲みながら話をいたしました。
この病気はどうしても先の見えない暗い日々を送っている人が多いのですが、
・今回の講演で明るい未来への道筋が見えた!
・トンネルの向こうに小さいながらも明かりが見える思いがした!
・こういう制度が広まり、地元の病院でもやってもらいたいものだ!などなどの尽きない話に沸きました。
関係機関の方々も見えられていて、「私たちももっと勉強しなければ・・・」とおっしゃっていました。
精神障害者を持つ家族は、全員の人が、親亡き後を悩んでおります。 就労をし、自立させたい!との思いは真剣に考えなければならない訳ですが、かなりの人が諦め、年老いて入っているのが家族会の実態です。
家族会の役員として、今回の講演がその一助になったと確信いたして居りますし、更に機会を与え、諦めずにその道筋にまい進するべく活動をしていきたいと思っています。
私にとりましても、勇気を与えてもらった講演でした。
ユーモア一杯の渥美様、そして話が苦手と言いながらも立派にお話いただいた岡本様、お二人の素晴らしい生き様に感激いたしました!本当にありがとうございました。

八王子のクリエイトホールで開かれた「わかくさ家族の会」に出席いたしました。参加者の2/3は女性でした。家族を守るのは婦人の役目でしょうか。社会性あるたくましさに触れました。講演をリカバリーキャラバン隊講師の中原さとみさん、飯野雄治さん、渥美正明さん、岡本さやかさんに伺いました。

まず、会長が述べられました。家と病院でしか過ごせぬ方が全国で55万人潜在するそうで、危機感を感じた様子でした。医療行為するデイケアはあまりなく多摩地区では進んでいないと感じました。
精神障害で精神鑑定等の事件がありますが、「精神障害者は怖い」と認識されていると偏見があり悩みの種だそうです。それには地域全体で明るいイメージを与えるにはどうしたらよいかと乗り越えようと今、模索しています。
これら偏見はタレント化するといいのではないかと思いますが、ここは専門分野である渥美さんにご活躍を期待したいものです。


その渥美さんは、もえぎ色のジャケットを着ていて「センスあるなあ!」と思いました。コーディネートを楽しむのも日本での答弁者のエチケットと感じました。話の合間や拍手に「皆さんの声援にあつみがありますね?」冴えるジョークも緊迫した空気に穏やかで春めいた雰囲気をかもし出して下さいました。参加させて頂くたびに公の場で発表する硬い表情の緊張・覚悟・責任が笑顔にめくり変わる瞬間でした。

続きまして、岡本さん。身なりはシックな、こん色のスーツ。生い立ちと答弁を語られました。仕事の創造力+趣味の創造力=生きる力。精神障害や視覚障害、数々の障害を乗り越えWRAPファシリテーターという肩書きをお持ちでいらっしゃいます。この肩書きには五日間の研修期間が合ったようでチャレンジ精神があるのはやはり、「病気に負けない!」という底から湧き出る泉のような信念から仕事に就くことができたのではないでしょうか。どう考えても「シューカツ」は身を助けるのだと感じつつ、達成感という仕事の役目に「喜び・感謝」のおまけが付くのはやりがいが持てる気がしました。

中原さんの講演です。「リカバリーを大切にした就労支援IPSについて」
IPSを知るのも米国をモデルとした中原さんの働きかけにはほんと当事者にとって「やりたいことができる職に就く」反面「嫌いなのはそっちのけでいいのかな?」と心配もありますが「やっぱ先進国の中でもアメリカは進んでるなぁ!」と喫茶「チェリー」でデイケア経営の一角で細々とやっていた頃と比べると見違えるように当事者の要求に瞬時に答えて下さいます。精神障害者の就労意欲も身障者・知的障害者に比べ軒並み多く6割を優に超えます。就労には大人数で訓練してからではなく、就職場所で訓練しながらスキルアップしていく個別の課題を解決しながら進む方法を取り入れました。これにより、マッチングした二人三脚の就労活動へと対応します。こちらの方が結果的に一つでやっていた喫茶「チェリー」の範囲外の数々の就労に複合的でその場で判断できるようで当事者はより一層就労に有意義に取り掛かれます。中原さんが行動を起こさねば僕らの将来がないのも同然です。良い選択をして下さいました。都内でIPSやリカバリーを取り入れている桜ヶ丘記念病院かもう一つの施設、二ヶ所に留まっているらしく、全国でも珍しい率先した米国のIPSモデルを取り入れているとのことでした。

続いて飯野さんの講演です。「ストレングスモデル ~障害者が働きやすい地域作り~」
飯野さんは、ある当事者に「就労やってみない?」と働きかけました。「霊に取り付かれて仕事ができない」それならばと飯野さんは「何になりたいの?」と聞くと「霊能者」だそうで、当事者は本気で、また「お寺の掃除はどう?」と飯野さん。「修行になる」でやってみたところ「霊がたくさんいた」とどういう意味か言うまでもありません。なんだかこのまま、かけあい漫才ができそうです(笑)。こうおっしゃるのをアセスメント(様子・状態)で「逆転の発想の活用」というそうです。
また、アセスメントで好ましい方法と内容で大切にしたいことは「(一方的な観察でなく)対話形式で得られたもの」や「仕事をサクサクやるカッコイイ価値観」等の本人の言葉・表現が活かされていること等。「やりりたいことと長所の引き出し方」 
大切な発想「当事者の興味・長所・強みの希望を捨てぬ努力と悪いくせ(例:仕事中の鼻歌)や弱点(例:すぐに傷つく)を知りつつ当たり前にできる点(例:歩いて作業所に来る)も何気ない行動に配慮すること」
「情報収集の場」
当事者、家族、友人、他の支援者、実際、拝見した職場訪問など情報と人を介する場面はどこでも通用します。何を得るのも感性でしょうか。
僕としては取材にメモを多用しますが細かくささやかな面でも書きつづります。図書館や散歩はいい取材になります。人の声(要望)、や動職物を観察するだけでもかなり違うと思います。とにかく行動を移さねば何も始まりません。考えてからの行動も良いですが、分岐路に立ちそこで考えたって迂回する方策を採っていれば心配することはありません。人間は四六時中考える動物です。人間にあるのは、たかだか、時間とお金、記憶だけです。もって生まれた才能を活かしましょう。

ストレングスはIPSとリカバリーの中核を担う役割があり、四種類(個人の性格、環境、関心・願望、技能・才能)あるとお聞きし、これを形成するのはやはり、当事者のみで考えるのは皆無で地域の助け合い無しでは当事者は用意された資料上で自分を知るには実行に移せず特徴やその個性を引き出す上で重要であると知りました。

最後に会長より身内家族は当事者の欠点見るだけで長所をうまく引き出せないでいるのでこの機会に優しく伝えられますようにと告げられ拍手の中、無事、閉幕しました。ありがとうございました。 


ペンネーム ㋠作家の卵、㋠ネーム☆憩瞑渤etc☆

☆さらにいただいている感想は、今後アップしていく予定です。

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