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https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2010年12月12日日曜日

心を病むこと、WRAP(静岡県立大学)

独立行政法人 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
心を病むこと、WRAP(静岡県立大学)

12月7日、静岡県立大学で一般の学生向けに私と岡本さんの2人で講演をしてきました。テーマは「メンタルヘルスと人権」です。9時から始まり、リカバリームービーが上映されました。次に私が「統合失調症ってなあに?」、「中村孝のリカバリーへの道」を発表しました。次に岡本さんが「うつ病ってなあに?」、「岡本さやかのリカバリーへの道」、「WRAP元気回復行動プラン」を発表しました。学生さんは30人位しかいませんでしたが、とても熱心に聞いていただき、とても大好評でした。アンケートの感想にも「とてもわかりやすかった。」、「いい授業だった。」、「勉強になった。」、「すごく明るくて元気になれた。」等たくさんの感想を真剣に書いていただき、良かったと思いました。10時30分に終了しました。専門的医者用語をなるべく使わず、終始カフェテリアのような気軽な雰囲気でした。なにもかもうまくいき、講演は大成功でした。
中村孝

津富先生、学生のみなさんありがとうございました。
いただいた感想を紹介します。
■いつも感じるのは自分の反応に困ってしまう事。頭では人間はみんな一緒と思っているのだけど、それが素直におもてに出ない。ただ今日のお話を聞いている中で思ったのは、違和感は感じて当たり前、「旅の中ではもっと色々な人に会いました」みんな違うんだもん、一緒の場を共にする事で、最初の違和感は薄れていきました。

■いい授業だと思う。自分の経験を生かして他の人達に手伝ってあげる事は一番、感心させる事です

■とても勉強になりました 「リカバリー」は一人一人が違った考え方を持っていても、良いのだという事がとてもFREEDAMな感じがして良いです。「元気」は大切ですね とてもわかりやすくて理解しやすかったです ありがとうございました。

■お2人共とても元気だしニコニコしているなぁと思いました。見ているだけでほんわかした気持ちに、なりました。身内にも統合失調症と診断されて今治療中の人がいます。私は離れて暮らしているので家族から、その話を聞くと大変そうでなんとかしたいなと思っていました。今日お話を聞けてすごく明るくて元気になれた気がします。長い目で見て付き合っていこうと思います。
ありがとうございました。

■自分で意識しないうちに統合失調症、うつ病になってしまう事はとても怖い事だなと感じる。1日1回自分を振り返る機会をつくったりする事で、自分を向き合う事が大切かなと感じた。またリカバリーを目指す人にとって周りの環境はとても大きいと思う。信じてくれる人、信じられる人がいる事人生の意味、役割などそういった事を実感する事がとても大切でリカバリーの当事者、支援者が互いに支え合う事が大切と感じた。本日はありがとうございました。

■統合失調症やうつ病は誰にでも起こりえる事で、特別ではないのだとわかりました。本などで知るよりも実際に当事者の方にお話を聞く事で、より実感できた気がします。当事者の方々の前向きな姿勢それを受け入れる、社会の姿勢が大切だと思いました。私も自分のコンプレックス「個性」として認めて付き合っていきたいです。

■毎日目標に向かって充実した生活をおくっているのは素晴らしいです

■私は勉強が嫌いではないのでそのために色々犠牲にしてしまっている事があります。上手にストレスと向き合って生活していきたいと思いました。自分の事は自分がよくわかっているから、無理せずに生きていきたいです。夢はあるのでそれに向けて頑張っていきたいです。

■話を聞きながら思ったのはとても自分自身の事を、客観的にみて理解し分析をしていると感じました。病気を発症して薬づけの時間もあったとは思います。そのような時間からよくここまで自分らしさを、表現できるようになったなと関心をします。やはりそれは周りのサポーター、WRAPのおかげなのでしょうか。
お店、カラオケ、地域でももっともっと精神障害者の理解をしていかなければなりませんよね。だって同じ人間なのですから。

■統合失調症やうつ病についてイメージではなく自分の身近に感じやすくなったと思いました。もっと皆さんがしている活動が広く知られるようになったり、だれもが生きやすいと感じる社会になっていったらいいと思います。

■私は統合失調症やうつ病についてあまりよく知らなかったのですが、今回のお話を聞いて少し理解できました。とても貴重なお話を聞く事ができて良かったです。

■「統合失調症、うつ病など」名前だけは知っていても、具体的には知らなかったので知れて良かったです。あと本当に誰でもなりうるものなんだなと思いました。でもかりになってしまっても自分の目標を持って、前向きに生活していれば十分充実した生活はおくれるんだと、思いました。みんなで支え合いながら生きられれば良いなと思います。

■最初にDVDを見た時キャラバン隊の方がみんなとても、輝いて見えました。体が健康な人でも「毎日が充実している」というのはとても難しい事なので皆さんとても素敵だと思いました。統合失調症もうつ病も自分もなりかねないという事がわかったので、元気が出る道具箱を活用して毎日の生活をおくっていきたいです。あともし精神疾患のある方と働く事になった時、ちゃんと理解が出来るようにまず知る事が何より大切だと思いました。大変勉強になるお話をありがとうございました。

■統合失調症やうつ病について私にも起こりえる事だと知り驚きました。中村さんや岡本さんは病気と上手く付き合いながら色々な事に、チャレンジしていて私も何事にも頑張って取り組もうと思いました。統合失調症やうつ病についての理解が深い社会になるといいと思います。

■今までよく知らなかった統合失調症やうつ病についてよく知る事ができました。自分でしっかりと考えて理解したいと思います。自分の親族にもうつ病の方がいるのでリカバリーについてもっと知りたいと感じました。私は自分がうつ病になりやすい性格なのではないかと思う事がたまにあります。いただいた「私らしさを保つために」のシートで自分を見つめ直しながら、書き込んでみようと思います。ありがとうございました。

■統合失調症という病気を初めて知りました。こういった病気がある事を知らなければ、もし自分がそうなった場合自分だけが周りと違うんじゃないかととても悩むだろうと思います。だけどWRAPという力強い味方や自分の周りにいる人々が、改めて大切な散在であるのだと思った。私は以前身内がうつ病になりそれに気がつく事ができませんでした。それは自分が支えてあげるべき時に周りを見ることができていなかった事。うつ病の症状に対しての知識が少ない事が要因だったろうと思います。今日うつ病の知識について知る事ができて「もちろん統合失調症も」今後周りの人や「もしかしたら自分」を、助ける事ができるのでは?と思いました。ありがとうございました。

■自分も高校の時からだんだんうつ病が発生してきましたが、うつ病とは思いながらも病院に行くまでの状態ではないと思って睡眠剤を服用した事はありますが、本格的に治療をもらったりした事はないです。今はたまに気持ちが悪くなったりパワーポイントで紹介されたような症状が出てきたりしますが自分が好きな事をやりながら、ある程度治せたと思いました。だが今日の講義をみて普通に障害を持っている方々が生活のために、一生懸命努力して働いていくのをみてすごく感動させられました。私も自分に意味ある生のために頑張りたいと思います。

■まだまだ知らない事が沢山あると感じたのですべて4につけました。この機会を大切にもっと精神障害というものの存在と、リカバリーについて知っていきたいと思います。今日はありがとうございました。

■もし自分が精神障害になってしまったら、こんなに明るく頑張れるのかと考えさせられた。

■自分の障害を個性だと思い自分にだって、出来る事が沢山あるのだという精神を糧に逆境を生き抜こうとするお二方の姿からものすごい力をもらいました。
お二方のこれまでの経歴を見ていると、今自分が向き合っている困難なんてたいしたものじゃないと思うようになります。うつ病についてですが実はうつ病だと自称する友人がいまして、具体的な症状はお話いただきましたように「朝から気分が落ち込んで何もしたくない」とか自殺傾向がある」とか自分はストレスをため込みやすい方ですがストレスが器からこぼれそうになった時は、人気のない所で大声で叫んだり感動的なビデオをみて思いっきり泣いたりします。かな?極端的な発散仕方ですが。

■授業前は「WRAP?リカバリー?」って思っていたけど、実際に岡本さんと中村さんが講義にいらっしゃって、この方々は本当に素晴らしいなぁと思った。
私もあの2人みたいにキラキラしている人になりたい。素直障害って素晴らしい個性 って感じた。自分とすごく真面目に向き合っているし、私も負けずに色々頑張ろうっておもえました

■私は学部で色々な授業や講義を受けた事があるのですが、今日の授業はとってもわかりやすくてスッと胸に入ってきました。岡本さんと中村さんの笑顔が素敵で「リカバリー」って事を体でも実感できた時間となりました。「モットーもっとくれ」は大好きです

■統合失調症についてこの講義を受ける前は、ほとんど何も知りませんでした。
その状態で当事者の方と接する機会がなくて、良かったと思います。きっと理解する事ができなかっただろうと思うからです。しかし今回のお話を伺って少しでもわかり合う事ができるような気がしました。

■貴重なお話をありがとうございました。

■統合失調症の事やうつ病の事はよくわかっていなかったので、今回の講演で知る事ができて良かったです。お2人のお話を聞くと毎日充実しているのだと感じました。楽しい講演ありがとうございました。

■うつ病や統合失調症についてよく知る事ができて良かったです。これまでの見方が変わりました。

■私の親しい友人にもうつ、パニック障害、拒食など大変な思いをした人が何人かいます。それがどういうものなのかある程度自分で調べたりもしましたが、実際にお話を聞いた方がより理解しやすかったです。「私らしさを保つ事」私も大切だと思います。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

中村さん 岡本さん 

ありがとうございました。お二人のありようがそのまま、学生たちの心を打ったのだと思います。また、学生たちの、まっすぐな心に触れられたことも僕の幸せです。これからもよろしくお願いいたします。

津富