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☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年1月15日土曜日

【QAシリーズ】生活保護への対応

【QAシリーズ】生活保護への対応

Q:私は支援者ですが、IPS サービス、つまりリカバリーを目指した就労支援サービスを提供するために、生活保護に関してよく知らないといけないものでしょうか。

A:IPSサービスでは、「働いたら生活保護や障害年金が減ってしまうのではないか」といった心配は、本人の働く意欲に大きく関係するのは当然だと考え、丁寧に対応することとしています。ですから、生活保護に関する基本的な知識や原則は、市販されている書籍などで把握し、相談された場合には紹介するべきでしょう。

しかし、生活保護ケースワーカーが保護費の必要性をどのように判断するかが大きく影響します。ですから生活保護に関する疑問が生じたら本で調べるのではなく、担当者に問い合わせる、できれば本人と一緒に3人で話し合ってみる機会を設けることが大切です。そして担当者とリカバリーという共通言語を持ち、それを一緒に応援する関係を作る作業が仕事です。生活保護の知識に長けることより、この関係を作る能力が求められます。

理屈よりも実際に動いてみる。様々な人と縦割りの役割分担を超えて、チームで支援する。なるべく本人が社会に出て、本物に触れる機会を作る。Win‐Win関係、つまり誰かが損をするのではなく、両者が得をするような関係を築く。これらもIPSサービスでは大切にされている方針です。

そして、働くことがリカバリーにつながりうることを本人に分かりやすく紹介することこそ、IPS支援者の役割だと考えています。

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