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https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年3月4日金曜日

【QAシリーズ】訓練を希望する利用者

【QAシリーズ】訓練を希望する利用者
Q:精神障害者の就労支援をしています。本人が働く自信がないため授産活動などで働く練習をしたいと希望し、IPSの考え方になじまない場合はどうしたらよいですか?
 
A:結論から言えば、支援のあり方は利用者が決めるべきでしょう。
働くための訓練という就労準備性を高める支援にエネルギーを注ぐのではなく、就職した職場の個性に合わせて働けるよう支援することにより就職率が格段と高くなったジョブコーチ支援の発想をIPSでは大切にします。この発想はPlace then Trainと呼びます。
 この手法の上に、医療サービスとの統合、そしてサービスや求職活動の在り方は本人が選択したものに従うという方針を採用したところ、実際に就職率が向上しました。これがIPSです。
 いくつかあるIPSの原則の中でも、もっとも基本となる考え方は、サービスの在り方は本人が決めることに価値があるということです。この原則は、サービスの利用に除外基準なし、求職活動や障害の開示は本人の好みに基づく、職探しは本人の個人的な好みが大切、迅速な求職活動をすべきという下位原則を生みだしました。
 その人に必要なサービスは、その人が一番知っています。たとえ就職が少し遅れても、本人にとって本当に必要な経験がどこで得られるかは、直観も含めて本人が知っているものです。Qのような場合、Place then Trainの発想を分かりやすく紹介したうえで、本人の希望、選択に従うべきでしょう。
 支援者の想像を超えた展開やリカバリーが見られるかもしれません。私たちは、そのような経験をたくさんしてきました。

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