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福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年2月1日火曜日

【活動のねらい1】希望というエンジン

【活動のねらい1】希望というエンジン

生きるには、希望が必要だ。もし何かをするとき、どうにもならないとか、やっても無駄だとか感じていたら、何もできないだろう。難しい、あるいは哲学的なことではない。希望とやる気は、セットになっている。これに疾患の有無は関係ない。

精神疾患を持つと、希望を持ちづらい。診断、処方、服薬指導、リハビリテーション、ヘルパーや居住サービスの提供。一昔前に比べると、先人たちの努力もあってかなり充実してきたかもしれない。しかし、ある当事者は言った。「いずれにも、希望が欠けている。」

精神疾患をわずらうとその次は、病気を受容しましょうとか、薬をちゃんと飲みましょうとか、訓練しましょうとか、自立しましょうと言われ続ける。無理をしないでのんびりしていなさいとも言われる。確かにみんな親切で優しい。しかし、薬をちゃんと飲んだり、訓練したりと努力したら、その先にはどんな未来が待っているのだろうか。それを説明してくれる人が誰もいない。

約束できないのは分かっている。必ず治るとか、必ず就職できるとか、そういう約束は難しいだろう。それにしても、ちゃんと頑張ったらどうなるのか、グループホームに入居したらどうなるのか。まったく想像できない。そんな状態では、それに取りかかるのは難しい。それを問題症状と片付けないでほしい。それは人として当たり前なのだから。

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