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https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年2月7日月曜日

【リカバリーの物語1】はじめに

Histories of our Recovery
リカバリーの物語

編著          
飯野雄治・中原さとみ
リカバリーキャラバン隊
Supported by Social Welfare Assistance Project
(Welfare and Medical Service Agency)
独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

【リカバリーの物語1】はじめに
精神疾患があっても、充実した人生は送れます。
この経験をリカバリーと呼びます。
このことを知ることで多くの変化が起こります。

精神疾患に「どっぷり漬かっている人」、「お先真っ暗な人」にとって、充実した時間を手に入れる最初のきっかけになります。
困難が立ちふさがったときでも無力にならない可能性につながります。
家族にとっても、支援者にとっても、希望になりえます。
そして精神疾患に関係ないと思っている方たちは、このことにより正しく精神疾患を理解することにつながります。
リカバリーの可能性を様々な人が知ることにより、その可能性はさらに広がります。


この価値は、精神疾患や精神障害を知ることとは違います。障害の特徴やそのことへの対処法を知るという技術的なことではありません。
精神疾患があるということと、人生の質の良し悪しは、まったく別の次元のことだと知るということが、その可能性を現実のものとすることにつながるということです。
ですから、知識を得るだけでは、知ることにはなりません。自分の体験として経験し、「本当にそうなんだ」「そういうものなんだ」としみじみ感じることを意味しています。
私たちはリカバリーの可能性と魅力を紹介するために、リカバリーという経験の蓄積、共有、伝達を行っています。
皆さんの体験としてリカバリーを知っていただくために、リカバリーを経験した本人がそれを語る場を設けています。この冊子はその一環として作りました。
多くの方がこれを読んで、このことを知り、リカバリーの可能性がさらに拡がることを期待しています。

平成22年10月
リカバリーキャラバン隊事務局
飯野雄治、中原さとみ

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