【リカバリーの物語27】
自己効力感
何かをすれば、結果にそれが影響すると見通せるときに、人はやる気が出ます。どうせやっても無駄だと知っているならば、やる気が出ないのは当然です。こういうやる気のことを自己効力感と呼びます。
自己効力感を大きくのに役立つのは、自分の成功体験です。似たような挑戦をしたときに成功していると、今回もやれると思えます。また近い人の成功を知ることによっても、自己効力感は増します。同じ病気を経験した人が成功しているのを目の当たりにすると、自分でも結果を出せるように感じるものです。同じ日本人が大リーグで活躍しているのをニュースで見るだけでも、自分も活躍できると信じられるようになることもあります。
その他、言葉による励まし、生理的な高揚によっても自己効力感は大きくなるといわれています。
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