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https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年5月5日木曜日

【リカバリーの物語30】②社会との関係

【リカバリーの物語30】②社会との関係
②社会との関係
(ア)目標や目的がある
あなたは、この本をなぜ読んでいるのでしょうか。
何のために、わざわざそんなことをしているのでしょうか。
リカバリーの道を歩いている人たちは、人生や今日という時間を過ごすことに、自分なりの目的や目標があるようです。みんなが驚くような目標を持っている人もいますし、「小さな」目標を掲げている人もいます。他人が「ばかばかしい」と言う目標に向かっている人もいます。壮大な人生の目的を意識している人もいます。
いずれにしろ自分で掲げ、本人にとっては大切な目標や目的を持っている傾向があります。他人から見てどうであるかは関係なく、その人にとって大切な目標があることが、リカバリーには大切なようです。

【手記より】
私は日本国中に精神病のことを理解してもらい、立派に働けることを証明したいです。私は今の会社に入社して七年目になります。私は今、健常者以上に仕事をこなし、社長からも信頼されやりがいもあります。今では統合失調症という試練を乗り越えました。
私は精神障害者として立派に働けることを社会に示したいです。これからの私はこの国で精神障害者のリーダーになり、病気を抱えながらも働いている元気な姿を見せて、まだ元気のない人のお手本となるように希望を与えること、医師、支援者に働くことの大切さを伝えることです。

今年の目標は仕事の時間を増やすことです。何てことのないことの様に一見思われますが、私にとってはとても大きなことです。私は幸いにも今、週に数時間ですが事務の仕事をさせて頂いています。途中、入院という大きな壁にもぶつかりましたが、1か月間だけお休みを頂いてまた復帰して会社に通っています。ですので毎日がとても充実しておりますし、本当にありがたいことだと思っています。なんといっても規則正しい生活が出来ることに感謝していますし、生活自体が生き生きとしてきております。こんなすばらしいことは他には例えようにもありません。

つい先日、パラリンピックのアルペンスキーで優勝した彼の言葉に私は、ものすごく共感しました。「次の目標は、パラリンピックではなく、健常者とのオリンピックで同格に戦いたい」
私は去年の2月からある企業にて、仕事をしておりますが、私にとっては、本当のリカバリーとはまだ言えず、まだまだ時間が必要だとも思っております。今わたしは、健常者にも勝る何かを得たいという気持ちで一杯な状態です。具体的に何をやるかは、実はまだ決めていないのですが、とにかく継続だけはしたいものです。とりあえず、今年は、仕事の時間を増やし、執筆だけでも続けたいものです。

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