【リカバリーの物語37】
楽観
何度挑戦しても、失敗する。そういう経験が続くと、どうせ何をやっても無駄だろう、と人は感じてしまい勝ちだということが分かりました。就職活動のための履歴書を送っても、いつも不採用だとしたら、就職活動だけでなく何をやってもうまくいかないと感じてしまう、という具合です。これを学習性無力感と呼びます。
しかし、失敗が続いても、無力にならない人たちもいました。こういう人たちは楽観的にものごとを考えることができていることが分かりました。
失敗しても①これはたまたま今回だけ起きた②このことだけに失敗したのであり、他の事はうまくいく③失敗の原因は自分ではなく、運や他のことにある、と考えるようです。逆に成功した場合には、①これからはいつでもうまく成功する②何をやっても成功する③成功の秘訣は、自分にある、と考えるそうです。このように楽観的な生き方は練習により身につけられるので、リカバリーの道具となるかもしれません。
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