ページ

ニュース

☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2009年9月21日月曜日

働くこととリカバリー(東京)

心と心のキャッチボールです。

必要とされ期待されると自然に社員はついてきます。

「お疲れ様」「ご苦労さま」「期待してるよ」一言でも心のキャッチボールができて信頼関係が築けるものなんです、人間って。
例えば、お礼、年賀状などのはがきでもいいんです。頑張ろうと思えて、期待に応えて前にでよう、成長しようと思うのです。その文章読んでいて、部屋で、自然に心から嬉しさで涙がでてくることもあるんです。ちょっとした真心です。
あなたの力を借りたいという気持ちを表現してあげる事が大事です(渥美正明)。

渥美さんの声に耳を傾け、チャールズ・A.ラップ先生の『ストレングスモデル』を参考に働くこととリカバリーについて学びましょう。

講師
渥美正明(足立リカバリーサバイバー)   

飯野雄治(第1号職場適応援助者)    

中原さとみ(精神保健福祉士/第1号職場適応援助者)

日 時:平成21年9月20日(日)    
13:30~15:00(13:00 受付)

場 所:市民活動支援センター活動スペースはばたき    
調布市市民プラザあくろす2F    
http://www.chofu-across.jp/goannai_tizu_frame.html

対 象:関心のある方

定 員:20名(先着順です)

資料代:500円

お申し込み:お名前を下記メールにお送り下さい。
recovery_caravan@yahoo.co.jp

主 催:リカバリーキャラバン隊
http://recoverycaravan.blogspot.com/

とてもいいお話をさせていただきました。ありがとうございました。
渥美正明

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
渥美さんの話術は講演を重ねていくごとに進化していきますね。
中村さんは職場の方を私たちの講演に呼んでいただき、中村さんの人柄のよさゆえのことだと感激しました。
キャラバン隊には文才を持った期待の若手もいます。
一人ひとりの役割をきちんと持ってキャラバン隊を居心地のいい最高の場所にしていきましょう。
なまけもののなまちゃんでした。

いただきました感想より
・あつみさんに心を打たれました。
・渥美さんの話はとても楽しく、前向きなパワーにあふれていて元気をもらいました!!
 今度はうちの利用者さんにパワーを分けて下さいね。

さらに内容は後日アップさせていただきます。


















第52回日本病院地域精神医学会総会(和歌山)

交流コーナー
働くためにご本人が読むテキスト









飯野雄治1)3)4)
中原さとみ2)3)4)
渥美正明4)
岡本さやか4)
中村 孝4)
1)稲城市役所
2)桜ヶ丘記念病院
3) IPS-Tokyo
4) リカバリー・キャラバン隊

ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
交流コーナーの内容や交わされた意見は学会誌に投稿予定です。

残念ながら医者支援者家族だけではなく、まだ日本の社会全体が精神に障害を持つ人がリカバリーして、病気と上手く付き合いながら生きていくのは無理だという考えが多くあるのではないでしょうか。
精神疾患に対する差別や偏見無理だという日本の社会全体が作った大きな壁に苦しめられて、一人一人が持つ大きな可能性をつぶされ希望が持てずにいる人もまだまだ多くいると感じます。
働いてリカバリーして生きていこうとしても、いい支援者に出会う機会がなかったり企業側に偏見がある為に病気の事をクローズにして我慢をしながら働かなければいけなかったり、地域によって支援の格差があったりまだまだ支援を受ける側がとまどってしまう事ばかりだと思います。
支援の地域格差がなくなり差別や偏見もない、理解ある世の中になって欲しいと心から強く望みます。
なまけもののなまちゃん


和歌山のストレングスたくさん発見しました!




































魚処 仲見世 美味しんぼ 和歌山篇で取り上げられたそうです!
http://gpado.jp/restaurant/rst_index.html/gpado_area_cd=3701/shop_cd=3701-19000279-000



























2009年9月18日金曜日

精神障害者のための講演会 就労支援の新しい試み(東京八王子)

精神障害者のための講演会
就労支援の新しい試み

「IPSというリカバリーの為のリハビリプログラム紹介」

精神障害者を持つ家族にとって、自立のためにも、就労は避けれませんが、
とても無理と思っておられるのが実態だとおもいます。
IPSという、リカバリーの為の就労支援のあり方を、ご一緒に勉強しましょう!
就労はリカバリーの手がかりです!

●講師: IPS-TOKYO  リカバリー・キャラバン隊     
     桜ヶ丘記念病院 精神保健福祉士       
        中原さとみ 先生     
     稲城市役所 第1号職場適応援助者         
        飯野雄治 氏
●日時:9月16日(水) 午後1時半~
●場所:クリエイトホール 11階 視聴覚室  JR八王子駅北口前    
 http://katakura-hs.jp/menu_create%20map.html
●予約不要:直接会場にお出掛け下さい
主催: 八王子精神障害者家族会  【 わかくさ家族の会 】

多くの方にご参加いただき、心より感謝いたします。

久しぶりにいつもの顔がそろって、家族会の方々の心に響く息の合った講演ができたと思います。家族会関係の方だけでなく地方からわざわざいらしていた方もいて、人数の多さにびっくりしました。久しぶりに講演をやってもキャラバン隊のメンバーはつと言ったらかですね。毎回講演をする度に内容がバワーアップしていて、一人一人が成長しているのを感じます。家族会の方々からの沢山のアンケートに書いてあった事を活かして、これからの講演をより良いものにしていきましょう。キャラバン隊の活動は人から人へ口コミで広まっていくでしょう。同じように病気を持つ方や支援者の方に一歩一歩前を見て努力をしながら歩いていれば、必ず景色は変わっていく事をみんなで力を合わせて、伝えていきたいですね。
なまけもののなまちゃんでした。


八王子家族会の皆様に感謝します。
渥美正明

家族会の方から次の感想をいただきました。本当にありがとうございます。

思いの他の多人数の参加でうれしい悲鳴でした。地方からも来ていただいたとは驚きでした。
帰りに家族会員数人とお茶を飲みながら話をいたしました。
この病気はどうしても先の見えない暗い日々を送っている人が多いのですが、
・今回の講演で明るい未来への道筋が見えた!
・トンネルの向こうに小さいながらも明かりが見える思いがした!
・こういう制度が広まり、地元の病院でもやってもらいたいものだ!などなどの尽きない話に沸きました。
関係機関の方々も見えられていて、「私たちももっと勉強しなければ・・・」とおっしゃっていました。
精神障害者を持つ家族は、全員の人が、親亡き後を悩んでおります。 就労をし、自立させたい!との思いは真剣に考えなければならない訳ですが、かなりの人が諦め、年老いて入っているのが家族会の実態です。
家族会の役員として、今回の講演がその一助になったと確信いたして居りますし、更に機会を与え、諦めずにその道筋にまい進するべく活動をしていきたいと思っています。
私にとりましても、勇気を与えてもらった講演でした。
ユーモア一杯の渥美様、そして話が苦手と言いながらも立派にお話いただいた岡本様、お二人の素晴らしい生き様に感激いたしました!本当にありがとうございました。

八王子のクリエイトホールで開かれた「わかくさ家族の会」に出席いたしました。参加者の2/3は女性でした。家族を守るのは婦人の役目でしょうか。社会性あるたくましさに触れました。講演をリカバリーキャラバン隊講師の中原さとみさん、飯野雄治さん、渥美正明さん、岡本さやかさんに伺いました。

まず、会長が述べられました。家と病院でしか過ごせぬ方が全国で55万人潜在するそうで、危機感を感じた様子でした。医療行為するデイケアはあまりなく多摩地区では進んでいないと感じました。
精神障害で精神鑑定等の事件がありますが、「精神障害者は怖い」と認識されていると偏見があり悩みの種だそうです。それには地域全体で明るいイメージを与えるにはどうしたらよいかと乗り越えようと今、模索しています。
これら偏見はタレント化するといいのではないかと思いますが、ここは専門分野である渥美さんにご活躍を期待したいものです。


その渥美さんは、もえぎ色のジャケットを着ていて「センスあるなあ!」と思いました。コーディネートを楽しむのも日本での答弁者のエチケットと感じました。話の合間や拍手に「皆さんの声援にあつみがありますね?」冴えるジョークも緊迫した空気に穏やかで春めいた雰囲気をかもし出して下さいました。参加させて頂くたびに公の場で発表する硬い表情の緊張・覚悟・責任が笑顔にめくり変わる瞬間でした。

続きまして、岡本さん。身なりはシックな、こん色のスーツ。生い立ちと答弁を語られました。仕事の創造力+趣味の創造力=生きる力。精神障害や視覚障害、数々の障害を乗り越えWRAPファシリテーターという肩書きをお持ちでいらっしゃいます。この肩書きには五日間の研修期間が合ったようでチャレンジ精神があるのはやはり、「病気に負けない!」という底から湧き出る泉のような信念から仕事に就くことができたのではないでしょうか。どう考えても「シューカツ」は身を助けるのだと感じつつ、達成感という仕事の役目に「喜び・感謝」のおまけが付くのはやりがいが持てる気がしました。

中原さんの講演です。「リカバリーを大切にした就労支援IPSについて」
IPSを知るのも米国をモデルとした中原さんの働きかけにはほんと当事者にとって「やりたいことができる職に就く」反面「嫌いなのはそっちのけでいいのかな?」と心配もありますが「やっぱ先進国の中でもアメリカは進んでるなぁ!」と喫茶「チェリー」でデイケア経営の一角で細々とやっていた頃と比べると見違えるように当事者の要求に瞬時に答えて下さいます。精神障害者の就労意欲も身障者・知的障害者に比べ軒並み多く6割を優に超えます。就労には大人数で訓練してからではなく、就職場所で訓練しながらスキルアップしていく個別の課題を解決しながら進む方法を取り入れました。これにより、マッチングした二人三脚の就労活動へと対応します。こちらの方が結果的に一つでやっていた喫茶「チェリー」の範囲外の数々の就労に複合的でその場で判断できるようで当事者はより一層就労に有意義に取り掛かれます。中原さんが行動を起こさねば僕らの将来がないのも同然です。良い選択をして下さいました。都内でIPSやリカバリーを取り入れている桜ヶ丘記念病院かもう一つの施設、二ヶ所に留まっているらしく、全国でも珍しい率先した米国のIPSモデルを取り入れているとのことでした。

続いて飯野さんの講演です。「ストレングスモデル ~障害者が働きやすい地域作り~」
飯野さんは、ある当事者に「就労やってみない?」と働きかけました。「霊に取り付かれて仕事ができない」それならばと飯野さんは「何になりたいの?」と聞くと「霊能者」だそうで、当事者は本気で、また「お寺の掃除はどう?」と飯野さん。「修行になる」でやってみたところ「霊がたくさんいた」とどういう意味か言うまでもありません。なんだかこのまま、かけあい漫才ができそうです(笑)。こうおっしゃるのをアセスメント(様子・状態)で「逆転の発想の活用」というそうです。
また、アセスメントで好ましい方法と内容で大切にしたいことは「(一方的な観察でなく)対話形式で得られたもの」や「仕事をサクサクやるカッコイイ価値観」等の本人の言葉・表現が活かされていること等。「やりりたいことと長所の引き出し方」 
大切な発想「当事者の興味・長所・強みの希望を捨てぬ努力と悪いくせ(例:仕事中の鼻歌)や弱点(例:すぐに傷つく)を知りつつ当たり前にできる点(例:歩いて作業所に来る)も何気ない行動に配慮すること」
「情報収集の場」
当事者、家族、友人、他の支援者、実際、拝見した職場訪問など情報と人を介する場面はどこでも通用します。何を得るのも感性でしょうか。
僕としては取材にメモを多用しますが細かくささやかな面でも書きつづります。図書館や散歩はいい取材になります。人の声(要望)、や動職物を観察するだけでもかなり違うと思います。とにかく行動を移さねば何も始まりません。考えてからの行動も良いですが、分岐路に立ちそこで考えたって迂回する方策を採っていれば心配することはありません。人間は四六時中考える動物です。人間にあるのは、たかだか、時間とお金、記憶だけです。もって生まれた才能を活かしましょう。

ストレングスはIPSとリカバリーの中核を担う役割があり、四種類(個人の性格、環境、関心・願望、技能・才能)あるとお聞きし、これを形成するのはやはり、当事者のみで考えるのは皆無で地域の助け合い無しでは当事者は用意された資料上で自分を知るには実行に移せず特徴やその個性を引き出す上で重要であると知りました。

最後に会長より身内家族は当事者の欠点見るだけで長所をうまく引き出せないでいるのでこの機会に優しく伝えられますようにと告げられ拍手の中、無事、閉幕しました。ありがとうございました。 


ペンネーム ㋠作家の卵、㋠ネーム☆憩瞑渤etc☆

☆さらにいただいている感想は、今後アップしていく予定です。

2009年9月6日日曜日

大阪精神保健福祉士協会 夏期研修

大阪精神保健福祉士協会 夏期研修 
場所:京都教育文化センター
日時:13:30~16:30

IPSによる就労支援
~一人ひとりのリカバリーを目指して~

中原さとみ 精神保健福祉士/第1号職場適応援助者1)3)4)
飯野雄治  第1号職場適応援助者 2)3)4)
渥美正明  足立リカバリーサバイバー4)
1)桜ケ丘記念病院
2)稲城市役所
3)IPS-Tokyo
4)リカバリーキャラバン隊


















熱気ある大阪精神保健福祉士協会のみなさま、本当にありがとうございました。
懇親会では、なんと笑っていいとも方式!新しい職場開拓の方式を教えていただきました。
ハローワークの精神障害者就職サポータのお話からも新たなPSWの可能性を感じました。

浪花の思いやりがある、とんぼり人情にあふれていました。
大人数で昨日同様ネットワークができました。
昨日今日の付き合いではないような気がします。
あともう一か所ぐらいいけるような気がします
キャラバン隊の一人ひとりの思いを背負って、

チャレンジ精神ができたような気がします。
京都、大阪にネットを組めたことは、この2日間僕にとって宝です。
大阪の人情もあつみがありました。
足立リカバリーサバイバー 渥美正明


主催者の方から次の感想をいただきました。本当にありがとうございます。
たくさんの方より、「元気をもらうことができた」「新しい視点を持つことができた」「発想の大切さ」「リカバリーを中心に考えることの大切さを確認することができた」などなど、聞くことができてよかったという感想をいただいています。










障害者就労支援研修会(京都)

テーマ:障害者が働きやすい地域づくりを目指して!    
     ~リカバリーとIPSの実践から~

日時:平成21年9月4日(金) 午後2時から4時

場所:文化パルク城陽 ふれあいホール

座長   
岩根達郎氏 (京都府立洛南病院 作業療法士)
パネラー 
中原さとみ 精神保健福祉士/第1号職場適応援助者1)3)4)
飯野雄治  第1号職場適応援助者 2)3)4)
渥美正明 足立リカバリーサバイバー4)

1)桜ケ丘記念病院 , 2)稲城市役所 ,
3)IPS-Tokyo , 4)リカバリーキャラバン隊

「働くこと」の意味は何か?
「就労支援」のポイントは?
「リカバリー」ってなに?

現在、精神障害者の就労には認知機能障害が大きく影響されているとされており、就労支援に認知機能障害への対応を組み込むことの重要性が指摘されています。
すべての方のリカバリーを提供することが援助者の責任とも言えるでしょう。
今回は、リカバリーを念頭に置いた就労支援の取り組みとして、IPS(individual placement and support)の理念をもとにした就労支援の取り組みについてご紹介させていただきます。

主催:京都府山城北保健所
共催:山城北地域精神保健福祉ネットワーク
山城障がい者就労サポートチーム調整会議









素敵なネットワークをお持ちのみなさまから私たちもたくさんのことを勉強させていただきました。
京都府山城北保健所、山城北地域精神保健福祉ネットワーク、山城障がい者就労サポートチーム調整会議のみなさま、本当にありがとうございました。

懇親会会場 
とっても美味しい焼き肉屋さん、社会適応訓練事業所でもある「本日のおすすめ」にて
http://kyo-mi.com/gourmet/honjitsunoosusume/index.html 

情緒があって、地域、地域によって風情があります。
みなさん本当に温かく迎えてくれて
みんながチャレンジ精神をもたせなきゃいけないと

気付いてくれたような気がします。
涙あり、笑いあり、人情あり、渥美劇場の幕開けです。
足立リカバリーサバイバー 渥美正明


素晴らしい感想をいただき、私たちも勉強になり、楽しませていただいてこの上ないです。

リカバリーという考え方が、地域で生活する障がいを持つ方にとっていかに重要な考え方か、改めて考えさせられました。参加した家族会の方からも、希望へと繋がる内容であり、良かったと聞いております。何名か、当事者の方も参加されており、特に渥美さんの 話から伝わるものも大きかったのではと思います。

IPSによる支援ですが、本人の希望を尊重し、アセスメント、ジョブマッチングから迅速な動き・サポートに繋げるという視点は驚きもありました。

昨日も研修の振り返りを行い、今後も、更にIPSに関する知識をもっと深めようと確認しあいました。

ある企業さんは、会社が生まれ変わるきっかけを教えてもらえた、会社をあげて 幸せを提供できるようになりたいと感銘を受けておられました。

そして、渥美さんの言葉の「みんながチャレンジ精神をもたせなきゃいけないと気づいてくれたような気がします」という言葉、凄く響いたと思います。