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☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2010年11月30日火曜日

リカバリーの学校 第3回目@八王子

独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

リカバリーの学校 第3回目@八王子

■日時:11月25日(木) 午後2時~
■場所:八王子市クリエイトホール11階第7学習室》 
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11506/
■予約不要:直接会場にお出掛け下さい。
■テーマ:目標と計画シートを書いてみよう
 自分の将来の夢、そのためにやるべきこと、もうすでにやってきたことなどを記入することにより、何人もの方が「頭の中で考えていたことが行動に移せるようになった」と語り、それぞれの充実した人生を歩み始めています。今回はそのシートの書き方をじっくりご紹介します。 
■主催:リカバリーキャラバン隊 協力:八王子精神障害者家族会 【わかくさ家族の会】     

リカバリーの学校とは
精神疾患を持つと、学びの場を失います。確かに病気や薬のことを学ぶ機会はあるでしょう。大学の公開講座や公民館での学習会、カルチャースクールだって増えています。しかし、難しそうだし、途中で席を立つのも飲食も失礼だろうな。授業中に突然、当てられたらどうしよう。そんな不安があるでしょう。 その一方、医者や支援者たちには勉強会や研修がたくさん用意されています。こうしてサービスを提供する側と提供される側の知識の差は、どんどん大きくなっています。「説明と同意」はされますが、圧倒的な知識に差がある医師が示したプランに同意するしかないのが現状ではないでしょうか。でも本当は、精神疾患を経験しているからこそ、学ぶ場が必要なのです。それは病人としてつつましく生きる知恵を学ぶためでなく、1人の人間として自分の人生を考え、豊かにするために必要なのです。だから、ここで学ぶべき内容は、疾患の有無に関係ないものとなるでしょう。リカバリーの学校では、精神疾患がある方が参加しやすい環境を整え、疾患経験者もコメンテーターとして迎えます。充実した人生を歩むために参考になりそうな学術的な話題を、分かりやすくみんなで学びます。各回60分×2コマ 途中退席や飲食自由です。
 毎回、ムービーを上映したり、コメンテーターの体験談もご用意しております。お楽しみください。

リカバリーの学校。支援者、当事者が共に学ぶ。具体的に毎日過ごす。自分の人生を考え豊かにする。精神疾患あっても充実した人生を歩む。中村さんは、オープンで働く、老人ホームで清掃をしていらっしゃいます。統合失調症改善は薬だけでは無理と発言がありました。リカバリー計画を描いたり、給料で励みになるそうで健常者を見返すこととも目標に掲げているそうです。同姓として当事者として週六日働けることに輝いていてかっこいいなと正直思いました。ダジャレや趣味の鉄道、スポーツ、特技で疲れや病気で負けてしまいそうな状況を乗りこえる。いつも明るくて「生き抜いてみせる!」中村さんの温和な気持ちが心に伝わりました。中村さんは苦労人です。高度成長期真っ只中のシステムエンジニアで休みなしの残業でクタクタになったとお聞きしました。こんな状況に追い込まれて病気にならないほうがどうかしている?なんて何で日本社会は国民に優しくできないのか憤りを感じました。次に岡本さんの発言。障害を持っても多くのものを得ることができる。人のせいにするが意味を考え直す。障害を限定されるがホームヘルパー二級の資格を得る。元気回復プランを意味するラップファシリテータ。などの肩書きをお持ちです。将来は精神保健福祉士になりたいとおっしゃいます。高齢者が好きで人助けできる職種に就きたいとのことです。大いにがんばって下さい。応援していますよ!最後に竹田さん。自分が自分で居られるようにイタリア旅行で人間関係を学んだそうで、日本とは違う温かさを感じたと耳を澄まして拝聴しました。長期目標にイタリア。既に達成したと、次の目標へまい進する竹田さん。美術学校を卒業した励みもあり優しさを当たり前と思わず人の弱さを感じ取る……。そんな竹田さんのお人柄を知った一日でした。
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竹田さんのイタリアのお話と写真がキャラバン隊に新しい風をもたらしたようで、とても良かったです。
お一人でイタリア旅行に行ってしまうものすごい行動力で、私にしてみたらパニック障害の発作が怖くてそんな事絶対にできません。何度も言うようですがすごいです。目標と計画シートは自分の目標が明確にでき
もうできるようになった事を書く欄もあり、自分を振り返るとともに自分をほめる事もできてとても使いやすいツールだと思います。たとえ調子が悪くていつもの月よりあまり行動できなかったとしても、必ずそんな中にもできるようになった事はあると、書き出してみて初めて気がつき驚いた事があります。八王子長野萩山と連続で講演でしたが、誰一人として調子を崩す事もなく本当に良かったです。参加者の皆さんありがとうございました。キャラバン隊のみんな3連続の講演お疲れ様でした。
なまけもののなまちゃん

精神障がい者就労支援研修~リカバリーとIPSを知る~(長野県北信地域)

精神障がい者就労支援研修~リカバリーとIPSを知る~
「北信地域における精神障がい者の就労を目指して」

IPS(Individual Placement and Support)とは、精神疾患がある方1人ひとりが社会に出る機会を積極的に設け、自分が望んだ社会的役割と期待を担いながら生活することを支援する方法です。
この魅力と方法を北信地域の支援者の皆さんと確認します。

日時 平成22年11月26日(金) 13時~16時30分
場所 長野県中野市北部公民館 (長野県中野市赤岩1447)
講師 リカバリーキャラバン隊
(中原さとみ、飯野雄治、渥美正明、岡本さやか、大平学ほか)
参加費 無料
お問い合わせ先 ほくしん圏域障害者就業・生活支援センター 市村綾子・清水千秋
電話 0269-62-1344
主催 北信地域障害福祉自立支援協議会

障がいをお持ちの方を受け入れてくださる企業はあまり多くないそうですが、えのきの収穫など農作業の仕事は短期間であるそうです。自治体でこのような農作業の仕事で町興しして、障害をお持ちの方の支援を盛り上げていけるといいですね。これからもいい人材を育てて、社会参加できますように障害をお持ちの方のストレングスをぜひ、企業にプレゼントしてください。それにはハートが必要です。北信には長野電鉄に乗っていきました。切符切りの駅員さんがいない駅がありました。「切符はここに入れてください」と箱があって、タイムスリップしたような昭和のレトロを感じました。山がたくさんあり、のどかでいい景色でした。それぞれの地域で精神障害者に対する思いがあって、風情がありました。控室に下町の駄菓子やお茶などもご用意いただきありがとうございました。長野は野沢菜漬けも美味しかったです。キャラバン隊はチャレンジ精神が旺盛で皆一人ひとり心がまとまっていたような気がします。心のこもったアンケートもありがとうございました。
渥美正明

行政の人がアンケートの感想を何も書いていなかった事にビックリしました。やはり行政の人はリカバリーなんて言っても通じないのかエンパワーメントではない支援ばかりするのかと疑問に思いました。
実際にもっと近い存在中村さんなどの話が聞きたかったという、意見があったのでやはりキャラバン隊はそれぞれ役割があって一人欠けても話が伝わりづらい面が出てきてしまうと初めて思いました。
商工会のやっている休憩所はお新香やお茶が美味しくて、稲城にもあのような休憩場所があったらいいなと思いました。飯野さんからご馳走なったホウバヤキや煮込みうどんや馬刺しがとても美味しかったです。参加者の皆さん沢山のご意見ご感想ありがとうございました。長野は、今年度3回場所は違いますが講演させていただいたのでIPSが広まってほしいと心から願っています。
なまけもののなまちゃん

IPSの魅力。スタッフと医療統合したリカバリーしていく姿に興味長所を重視し生かした職探し。これは僕らにとってかけがいのない財産です。好きなことがやれるのは喜びの絶頂です。社会参加、人として尊重。社会資源として活用充実した人生を送るには役割には失敗が少ない選択です。可能性を探る就労支援効果が上がる。就労後も要望に応える形でサポート。僕はマルチ作家志望ですが、あの手この手で毎日楽しんでキャラバン隊へレポート提出にいそしんでいます。症状のコントロールで幻聴が聞こえるが働ける、ストレスの対処法。参加しやすい対応環境、差別があって合理的配慮をこばむ。アセスメントストレングス。可能性生活を送る発想。本人も必要を確認自分に向いて自分に誇りを持てる。
追伸:ホテルで朝食を二膳おかわりしようと席を立ったら背広姿の僕に見ず知らずの方から「ありがとうございました」とお礼を下さいました。ホテルの男性従業員は背広姿だったので、飯野さんは「ホテルのオーナーみたいだね(笑)!」と僕も正直困惑しました(笑)。
P.6000

2010年11月28日日曜日

【平成23年募集中】あなたの地域で精神障害者就労支援研修を実施しませんか?

私たちは精神障害者が自らリカバリーする機会が得やすいように、就労などの社会参加により社会的役割と目標を持つことを支援するIndividual Placement and Support; IPSプログラムを実践しています。 IPSによる就労支援などのスキルやアイデアを、リカバリーした当事者も講師として参加するなどにより、理論だけでなく実践経験を踏まえてご紹介する活動をしています。

■研修実施のメリット
実施経験から研修・勉強会を企画・実施することにより、実践的なアイデアやモチベーションの向上が図れると同時に、これをきっかけとした地域のネットワークの構築やその強化が図れたと感想をいただいています。お気軽にご相談くださいませ。

■研修内容
例 3~6時間コース
・IPS概要
・リカバリー体験
・ストレングスモデル
・職場開拓
・医療との統合
・合理的配慮
・目標と計画

2~3日間コースは上記内容に以下のメニューが加わります。
・エンパワメント
・リカバリー
・自己効力感
・楽観主義
・ベネフィットファインディング
・性格の長所

■講師料
3時間コース 一人4,000円(税引き)~
6時間コース 一人8,000円(税引き)~
※交通費実費、宿泊が必要な場合はご負担願います。

■研修を受けて
ご本人のストレングスや可能性を周りのスタッフや関係機関に伝えるようにがんばると、不思議と彼の応援団が増え支援も前に進みだしました。ご本人も生き生きとしてきて現在実習に挑戦しておられます。彼の変化はうれしい驚きの連続であり、私自身の元気の源になっています。(医療機関従事者より)

■連絡先 
リカバリーキャラバン隊(事務局 中原・飯野)
recovery_caravan@yahoo.co.jp

■参加者の感想から
☆この講義を通して一番感じたことは、本人の「働きたい」を支援者である自分がどれだけ大切にして向き合うことができるかということです。目の前のご本人のリカバリーのために自分ができること・・・まだまだたくさんあるなぁと感じました。「ストレングス」や「リカバリー」という言葉が広まってきてはいるものの、自分の支援が果たしてそれらを大切に実践できているか、大切にしようとしてもなかなかうまくいかないこともあり諦めているのではないか、自分自身に再度問いかける機会となりました。ご本人の思いに寄り添い、適切なアセスメントを行い、ストレングスを見つけて活用していけば、ご本人のリカバリーにつながっていくのだという生きたお話が聞けたことで、自分自身の実践を信じこれからも頑張っていこうという勇気を頂きました。そして、ご本人を含め周りのスタッフに希望と可能性を伝えていくことを忘れず、私自身もリカバリーしたいなぁと思います。

☆経験と強い信念に基づいた具体的なお話は皆さんの心に響いたのではないかと思います。実際はご苦労が多いと思いますが、3人の先生方の奏でるハーモニーの柔らかさ、暖かいまなざしが感じられ、おかげさまで、とてもいい研修会になりました。皆それぞれに元気がもらえたのではないでしょうか?

☆この病気はどうしても先の見えない暗い日々を送っている人が多いのですが、・明るい未来への道筋が見えた!・トンネルの向こうに小さいながらも明かりが見える思いがした!・こういう制度が広まり、地元の病院でもやってもらいたいものだ!などなどの尽きない話に沸きました。関係機関の方々も見えられていて、「私たちももっと勉強しなければ・・・」とおっしゃっていました。

☆精神障害者を持つ家族は、全員の人が親亡き後を悩んでおります。就労をし、自立させたい!との思いは真剣に考えなければならない訳ですが、かなりの人が諦め、年老いて入っているのが家族会の実態です。家族会の役員として、今回の会がその一助になったと確信いたして居りますし、更に機会を与え、諦めずにその道筋にまい進するべく活動をしていきたいと思っています。私にとりましても、勇気を与えてもらった講演でした。
ユーモア一杯の渥美様、そして話が苦手と言いながらも立派にお話いただいた岡本様、お二人の素晴らしい生き様に感激いたしました!本当にありがとうございました。

☆リカバリーという考え方が、地域で生活する障がいを持つ方にとっていかに重要な考え方か、改めて考えさせられました。参加した家族会の方からも、希望へと繋がる内容であり、良かったと聞いております。何名か、当事者の方も参加されており、特に渥美さんの話から伝わるものも大きかったのではと思います。IPSによる支援ですが、本人の希望を尊重し、アセスメント、ジョブマッチングから迅速な動き・サポートに繋げるという視点は驚きもありました。昨日も研修の振り返りを行い、今後も、更にIPSに関する知識をもっと深めようと確認しあいました。

☆ある企業さんは、会社が生まれ変わるきっかけを教えてもらえた、会社をあげて 幸せを提供できるようになりたいと感銘を受けておられました。そして、渥美さんの言葉の「みんながチャレンジ精神をもたせなきゃいけないと気づいてくれたような気がします」という言葉、凄く響いたと思います。

リカバリーの学校@小平(東京都)

「リカバリーキャラバン隊」によるリカバリー学校 @小平(東京)

=リカバリーとは「回復」という意味だけでなく、それ以上の意味を持った言葉です=
精神疾患がありながらも、充実した人生を歩むための勉強を家族と一緒にしましょう

◎私が人生の主人公~エンパワメントとリカバリー。
かつてアメリカの黒人は、黒人であるというだけで無力と見なされ、学んだり社会で活躍するチャンスが奪われ、本当に無力な生活を送らざる得ませんでした。これを変えていったのがエンパワメントです。これ以降、支援の考え方が変わりました。
 リカバリーとは「回復」という意味ではなく、それ以上の意味を持った言葉です。精神疾患がありながらも充実した人生を歩むこと。そういう方たちは、どんな生活を送っているのかご紹介します。

●日時: 11月27日(土) 午後1時~3時
●場所: 独立行政法人 国立精神神経医療研究センター病院
旧館(中央館)、3階 コスモホールhttp://www.ncnp.go.jp/access/index.html
●予約不要: 直接会場にお出掛け下さい

主催:リカバリーキャラバン隊 
協力:むさしの会

独立行政法人 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

ご家族だけでなく当事者の方もご参加いただきました。当事者の方から、1日1日病気との闘いで、私たち必死にもがき苦しんでいるんです・・・と質問をお受けしました。レッテルがあって、諦めている状況があったような気がします。でも逆に渥美さん頑張ってくださいという当事者の方がいたりして、有意義な意見交換ができたような気がします。作業所、授産施設タイプ等はありますが、一人ひとりの生き方が必要です。障害者の就労支援すら行っていない現状を考えてみても、リカバリーすらできない、リカバリー自体をご存知ない方がいたりして、IPSすら行っていない現状でリカバリーに持って行くまで大変な現状があります。それが、心の中で伝わってきました。リカバリーキャラバン隊の家族という立場で堀尾会長さんのお話があったことで、家族同士の意見交換ができて通じるものがあったようです。より一層充実した時間を過ごすことができました。
渥美正明

皆さんこんにちは。統合失調症の中村と申します。今の会社には病気のことをオープンにして働いていて、7年目になります。老人ホームで洗濯と清掃の仕事をしています。エンパワーメントとは、『自分が、自分の人生の主人公』という意味で、偏見と差別を減らし、偏見と差別があっても、パワーが失われないようにすることです。これを精神障害者が働く場合にあてはめると、今までの考えは「精神障害者は働けない。だから働く場や機会はいらない。」という考えでした。しかし新しい考えは「精神障害者は働く場や機会がない。だから働けない。」という考えなのです。また精神障害者のリカバリーとは働くことではないでしょうか?働くことによって生活のリズムがとれますし、お給料ももらえるので励みにもなりますし、人と交わって仕事をすると病気の治りが早いです。また病気が治らないうちに働くということに意義があると思います。この病気は薬だけでは治りませんから、精神障害者の治療にとって働くことは、重要なことだと思います。精神障害者だからといって働けないのは間違いです。このようにエンパワーメントとリカバリーは密接な関係にあるのです。
中村 孝

エンパワメントを学ぼう。1955年の出来事で迫害される黒人を例に黒色だけでマイナスの価値のみしか印象付けられない差別を受けていました。これを受けて誰であれ社会経験がある人とない人を考えるようになりました。本人の可能性がある気づきや発見。病気よりもよく生きること。本人の可能性を信じる。時計を読めない方に時刻表を見て一緒に考える。
堀尾会長の発言。堀尾氏のお嬢さんがホノルルマラソンへ参加するという話をお聞きしてなんて行動的で意欲的なのかびっくりしました。休暇が取れずにいけなかったそうです。堀尾会長は内心安どしたそうです。一緒に行動を共にできないとなると幼少から親しんできた親としては愛娘を遠方へ送るのはどの家族であれ心配します。また、WRAPで息子や娘には行動を示して例えば、提出書類であれば自分が先に書いてさりげなく伝えるのがよいそうです。リカバリーについて考える。長所を生かした密着したサポート。更に堀尾会長はこのようなこともおっしゃいました。心配しすぎ、批判はしない、適当な距離を取ること。やる気を出させる、ほめること、必要とされること、愛されること、信頼関係を築くことが大事。自分の言葉で表す。自分なりに目的・目標を持っている。役割と責任を感じている。自分で決めている希望を持っている。飲薬や病気を持ちながら働く、完全に自立しなくたっていい。自分にできることやっていけば良いという方針です。
追伸:むさしの会様よりいただいた手作りのおにぎり、冷めてても気持ちがこもっていて温かくて幸せに包まれました。おいしかったです。また一緒にひとときを過ごせられたらうれしいなと思うばかりです。
P.6000

2010年11月23日火曜日

新「名医」の最新治療2011

新「名医」の最新治療2011、心・精神の病気、統合失調症(自立支援)のページにリカバリーキャラバン隊の記事が掲載されています。よろしければご覧ください。

新「名医」の最新治療2011
定価:650円(税込)
発売日:2010年10月12日
週刊朝日増刊号

桜の木













こころの道の温泉で心があったまってもらえると嬉しいです。
作者 稲垣直也さんより

作品のお問い合わせは、recovery_caravan@yahoo.co.jp までご連絡ください。

2010年11月21日日曜日

酉の市 大國魂神社(東京・府中)

日本文化とリカバリーです。
大国魂神社酉の市は、たくさんの人で賑わい、手拍子があちこちで鳴り響くなか、私たちもより多くの福をかき込んでくれることを願い、キャラバン隊のような宝船を買いました(笑)。
熊手商の威勢のいいかけ声を合図に、「よおっ」楽しい手締めが行われました。
何とかなる、道は必ずあります。

2010年11月19日金曜日

企業向けメンタルヘルス研修④

障害者だからといっておどおどしているところも全くなく夢や大切にしている事を皆さんお持ちで、あこがれに似た気持ちが芽生えました。自分の障害を認めるまでの私はいつもおどおどして自信がなく、不安感とコンプレックスの固まりのようなところがありましたがごく最近になってやっとそういう自分の嫌な部分がなくなってきているのを肌で感じています。ストレスになりうるものや黄色信号の部分は、普通はあまり答えたくはないと思いますが答えて下さる方がいて助かりました。私みたいに2障害を持ってしまうとかなりきつい面があるので、皆さん是非研修で書き込んだ内容をどんどん気がつく度に更新して内容をより充実したものにしていっていただきたいと思っております。ご自分の日常生活の中に今回研修で行った事を取り入れていってくださるとありがたいです。また同僚やお友達ご家族などの異変にも、いち早く気付いてあげる事が大切です。
ありがとうございました。
なまけもののなまちゃん

企業向けメンタルヘルス研修③

また皆さんにお会いできてとても嬉しく思います。本当はバカ殿様の人形やこんにちはと言いながら頭を下げるインコの実物をご覧いただきたかったのですがスライドが使えなかった事は少し残念でした。いきなりメンタルヘルス研修と言ってもピンとこなかったかもしれませんが、少しはご理解いただけたでしょうか?皆さんに書き込んでいただいたシートは例えば冷蔵庫の所にはっておいていつでも見られるようにしておいたり、小さなノートにまとめて持ち歩いたりするとより効果的かと思います。元気の道具箱などは元気のない時にちょっとやってみると、いつもの元気を取り戻せたりしますよ!これは私の実体験です。非常におすすめです。ストレスがかかりやすいお仕事を皆さんされているので、対処法を考えるのも大変かとおもいますが仲のいいお友達や同僚やご家族と話し合う機会を持たれても良いのではないかと思います。ありがとうございました。
なまけもののなまちゃん

2010年11月18日木曜日

10/27リカバリー学校@八王子 第2回

10/27リカバリー学校@八王子 第2回
テーマ:やる気と困難の関係~学習性無力感、楽観主義、自己効力感、ベネフィットファインディング
困難が続くと「何をやってもだめだろう」と考えてしまうのは、万人に共通するようです。ここから脱するための三つの方法、自分や仲間の成功体験がやる気を育むという理論、さらに困難とくに精神疾患という経験から得られる良いことをクイズ形式で紹介します。

日時:平成22年10月27日午後2時~4時
場所:八王子市クリエイトホール
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11506/

主催:リカバリーキャラバン隊 
協力:八王子精神障害者家族会【 わかくさ家族の会 】

独立行政法人 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

昨日は講演全体が非常にまとまっていたと感じました。参加者の皆さんの人数が思っていたより少なかったのは少し残念に思いましたが、アンケートで沢山のご意見もいただき満足しております。テーマが参加者の皆さんもだれもが一度は必ず経験した事があるであろうものだったのでわかりやすく感じました。人には生きていれば困難がおそってきますが、できるだけ楽観的に物事を考えたいものですね。P6000さん発言する機会もだんだんと増えて成長を感じました。渥美さん質問形式にしないでももう一人で話せるのではないかと思いました。私としては一人で二つの仕事をこなすのはかなり大変だと感じました。アヒルの兄貴さんの存在や堀尾会長の存在は、とても大きく思います。参加者の皆さんありがとうございました。
なまけもののなまちゃん

「楽観主義」日本人は中々、楽観主義を考える思考を持たないそうで、僕自身もそのとても楽観とはいえない一人だと思いました。だってね、マイナスをどうプラスに変えるのか謝って済む気持ちで解決ならいい。これが金銭トラブルや犯罪だったらどうでしょう?とても「楽観主義に」とは思えません。頭では分かっていますが心まで分かるには時間を要します。被害届けした相談先の警察の援助も無い。僕らはどこへ向かえばよいのでしょうか?ここで言う楽観主義とは「(被害ない)自分が悪いのでなく、考え方を変えよ。他で代用できるのでは?」という内面・気持ちの問題です。僕のはもっと法的にシビアでダークです。誰に聞こうにも警察は相手してくれません。また、「困難から得られるもの」では6つのポジティブな内容。「人間関係・内面の成長・体調管理スキル・精神疾患の理解・新たな役割・宗教」は誰であれ一つは持っています。これらを生かすことで自分の精神力を上げるには格好の教材です。
P.6000

IPSを理解するための学習会~リカバリーの学校~(新潟)

独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
IPSを理解するための学習会~リカバリーの学校~(新潟)

日時:平成22年11月13日 14時~17時, 14日 10時~13時
会場:新潟市総合福祉会館
対象:当事者、家族、支援者
テーマ:
11/13 エンパワメント、リカバリー、ベネフィットファインディング
11/14 自己効力感と楽観、性格のストレングス、合理的配慮
参加者人数:
13日 23人 (当事者 3人 家族 7人  支援者 13人)
14日 22人 (当事者 2人 家族 7人 支援者 13人)

始めまして、竹田京子と申します。11月13、14日と新潟まで出張に行ってきました。今回、私は初めの出張参加だったのですが、その様子をご紹介させていただきます。
まず、進行役の飯野さんがキャラバン隊の皆に体験談を求めていたのが印象的でした。会に”厚み(渥美)”が出ていたように思います(笑)。私自身も一視聴者としてとても励まされました。
渥美さんの「生きる事をあきらめそうになった」入院当初からの再起のストーリーには感服です。岡本さんのお父様と再会するという決意表明、熱かったです!大平さんの「抑圧に負けない事が大事」という言葉に勇気を頂きました。そして、飯野さんに読み上げていただいた「いい気になるな、親から授かった命じゃないか」という私が以前書いた詩の一説に、私自身がハッとさせられたりもしました。 病気になってあんなに痛い目にあったのに、辛い思いをして学んだはずなのに、少し上手く行くと私はすぐ心おごってしまう模様です。リカバリーを通して学んだこと、体験した事は、たとえ自分が何かから立ち直ったとしても、就職できたとしても、もしかしたら病気が治ることがあっても、ずっと心に留めておかなくてはいけないんだと思いました。病気をしたことにより起きたいろんなことが、これから先をきっと支えてくれる。そんな風に思えたらいいなと思いました。そのことに気づけた事が今回の旅でとても大きかったです。
私も中原さんの作ったリカバリームービーに癒された1人なのですが、始めはうつむいていた一人の女の子がリカバリームービーを、希望を持ったまなざしで見ているのが印象的でした。専門的な話は分からないけど、一人でも多くの当事者に希望を持ってもらえるようなキャラバン隊になりたいと思いました。 最後になりますが、新潟の方は優しいかたばかりで(中島さん、笹団子美味しかったです!)、今回呼んでいただいた事、心よりお礼申し上げます。

2日間ともお天気に恵まれて内容の充実した研修になりましたね。キャラバン隊の実体験をどんどん取り入れていく事によって、研修がよりわかりやすいものになる事がわかりました。途中駆け足になって参加者の皆さんにも少し疲れの色が見えましたが、研修全体にまとまりを感じました。時間が短いとどうしても急がなくてはいけなくなるのでIPS入門みたいな感じで、3日間位の研修にしてもいいのではないかと思ったので提案したいと思います。新潟は美味しい物が沢山ありますね。お寿司やおそばも最高に美味しかったです。また新潟は12月もありますが雪が降らない事を祈っています。竹田さん参加していただきありがとうございました。参加者の皆さんキャラバン隊の皆さん2日間にわたっての研修お疲れ様でした。アヒルの兄貴さんが参加できなかった事さみしく思いました。次回は一緒にうかがえるといいですね。また12月18日の新潟IPS研修で皆さんにお会いできる事を楽しみにしております。
なまけもののなまちゃん

「やる気と困難の関係」では、企業採用を例に十回二十回不採用で何をやっても気力がなえてしまい、悪いほうへ思い込んでしまう悲観主義があります。背景には無気力状態へ現実をより正確に把握する責任感があります。そこで楽観主義を用いて困難な状況にうまく適用しようと現実を見つめる妨げになりえます。対処法を持つことで弱点をカバーする仕組みが必要だと感じました。例えば、僕であればもっぱら座業中心なので椅子を座りやすく座布団を工夫をしたり、もっと安楽にできる工夫を心がけています。
「障害者が働くためのコツ」は、抽象的な内容を考える。必要に応じた配慮。図を活用。などが考えられます。一例では急に人に接近されて緊張して困るので50cm距離を置きたいという方が居たそうでこれも合理的配慮だと思いました。やはり僕ら当事者は何らかの配慮が必要です。人に合わせたニーズに応えていただける企業を働きやすい環境を僕らは必要としています。これは双方に利益を持たす意味では運営上、必然的です。ご理解を頂きたいと感じました。
ここからは余談です。皆さんに名刺を好評を得て配られたことに僕は胸をなでおろすよう安心しました。あいさつに営業や自己紹介で名刺を配る重要視する文化なんて日本ぐらいなそうです。でもこういう機会で人と接するうちに「このひとって、こういうふうに考えるんだなあ、なるほど」と違った点を見出してくださった中島さんに作品作成にヒントを頂きました。また、新潟チップス、おいしかったです。話している最中に食が進んでしまいほとんど岡本さんは食べられなかったそうで「周りを見て法を解け」のようないましめな感覚を知りました。これで僕も成長しました。支えられてここまでやってこれたことに新潟のみなさん、お呼び招きいただきありがとうございました。
P.6000

2010年11月17日水曜日

日本精神障害者リハビリテーション学会 第18回浦河大会(北海道)

日本精神障害者リハビリテーション学会 第18回浦河大会
10月23日、IPS支援者養成研修の報告やIPS利用者のリカバリーに関する質的分析を報告しました。
○エビデンスのあるIPS支援者養成カリキュラムの模索 ~サービス利用者とともに行なう研修の量的・質的分析による効果測定から ~
○就職前から始まるIPS利用者のリカバリー

また、自主シンポジウムで当事者・家族や支援者と楽観主義について学ぶリカバリーの学校@浦河を予定しておりましたが、急患対応のため、中止とさせていただきました。
参加を楽しみにしてくださっていた皆様、準備いただいたスタッフの皆様に心よりお詫び申し上げます。
浦河赤十字病院の皆さま、温かいご対応を本当にありがとうございました。

さあ、やって参りました北海道。僕は初の地方巡演。しかも北海道ですよ、金魚の形した(?)あの北海道ですよ。北海道の大地を踏んだ瞬間想いました。飯野さんの運転で3~5時間揺られました。ユリカゴにしては寝返り打てずに窮屈でした(笑)
会場ではキャラバン隊の「働くこととリカバリー」のチラシ配りでめまいがしました。人人人……。百枚はすべて配り終えてとりあえずやることはやったかと自負しました。
ホテルに戻り、朝食がバイキング。朝はガッツリ食いました。飯野さんに「大平君、よく食べるね?!」「昔からそうなの?」「いえいえ、朝はバイキングですのでガッツリと……」僕の好物というか三種の神器(?)必須の納豆・ヨーグルト・梅干しを食べられて「自明性の喪失」症状がなく何とか一日を過ごせました。帰りみんなで札幌に寄って市場でウニ食べました。直径15センチくらいのおわんにホタテとウニ……。値段にしては初めてで「これ小さくない?」高価だとは思いもよりませんでした。深い濃厚な味でした。
P.6000

2010年11月16日火曜日

第53回日本病院地域精神医学会総会 交流コーナー 日本文化にあったリカバリーを探そう(東京・千代田区)

第53回日本病院地域精神医学会総会
基本テーマ
『We are not ALONE』 ~多様な病・多様な試み~
《期日》2010年11月5日(金)~ 6日(土)
《会場》ホテルメトロポリタン エドモント
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-10-8  JR飯田橋駅より徒歩約5分

日本病院地域精神医学会総会の交流コーナーにて、日本文化にあったリカバリーを探すワークショップを実施しました。

※本交流コーナーは、独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業 精神障害者のリカバリーキャラバン事業の一環として実施しました。

参加者 50名

リカバリーとは精神疾患を持ちながらも自分らしい人生を取り戻し、充実した時 間を生きることだと思います。具体的には希望があること、自分に責任を持つこと、学ぶこと、自分を権利擁護すること、サポーターがいることだと思います。 つまり、働くことがリカバリーにつながるのです。日本文化に合ったリカバリー とは、外国の真似をすることではありません。例えば、アメリカでは初対面の人でも握手し、抱き合いますが、日本では挨拶程度で良いのです。あくまで日本語 で日本らしく、日本文化や作法、宗教、教え、ことわざ等リカバリーに値する考えや発想をしていけば良いのです。例えば短歌や俳句等からも学び、IPSも日本的 なものにしていくのも必要ではないでしょうか?また最澄、空海等の歴史上の人物の教え、具体的には最澄は仏法をもって国家を護る、という教えであり、空海 もまた経を読み、仏に礼して「国家の恩に報いる」という教えなのです。また日本書記等の文学の教え、具体的には日本書記の教えは律令国家として、律令という法典をも備えた、中国にまさるとも 劣らない独自な世界を主張していますが、それからも学ぶことが必要ではないで しょうか?
中村 孝

日本文化にあったらリカバリーを探すということは、決まりはなく日本人らしくそれぞれの人々が自分らしくリカバリーを訳せばいいという事を強く感じました。アヒルの兄貴さん司会最高でした。キャラバンを楽しみましょうね!中村さん原稿に熱意を感じました。渥美さん体力ありますね。
私は仕事の量が自分のキャパシティーを超えていた為非常に調子が悪くて、いつもの力が発揮できませんでした。でも私の物事の中心部分に付随する小さな事は折れて諦めても中心部分は曲げないで絶対に諦めない事というリカバリーの訳に感動して感想を下さった方が参加者の方の中にいらっしゃった事非常に嬉しく思いました。依頼が沢山ありますがみんな体調管理に注意して、頑張りましょうね。息抜きも大切なのとWRAPなども自分の生活に取り入れてリカバリーの配達員の使命として力を合わせてこの忙しさを乗り越えてしまいましょう。乗り越えた先にはクリスマスやお正月といった楽しいビックイベントが待っていますよ!
なまけもののなまちゃん

2010年11月9日火曜日

企業向けメンタルヘルス研修②

参加者の皆さん全員仕事でのストレスはいっぱいあるとは思いますが、障害を持っていらっしゃる方が沢山いるとは信じがたいほどはつらつとしていて、驚きました。スライドがあればわかりやすく、もっと心に届く講演ができたのにと感じましたが、新たな機会もいただき、嬉しく思っております。私は身体障害があると言ってもそれが先天性の障害であっても、自分の障害を認める時期が遅かった為自分と同じように身体障害を持っている方がどんなふうに日常生活の中で工夫をしているのかや、どんな仕事をしているのかなどわからない事だらけなので、参加者の皆さんの姿を見ているだけで勉強になります。私が講演をするのではなくて逆に参加者の皆さんから私の方が教えていただきたい事が沢山あるのにと思いました。
なまけもののなまちゃん

企業向けメンタルヘルス研修①

一時間という研修時間はあっという間でしたが、視覚障害や聴覚障害など色々な障害を持つ方々と触れ合う事ができて、とても貴重な時間を持つ事ができて嬉しく思いました。私ももっと早くに自分の障害を認める事ができていたら、大手企業に就職する事もできていただろうとも思い少し後悔もありました。いくら遅咲きの桜でも咲かない桜の花はないの言葉の意味も最後に説明したいと考えていたのですが、残念ながら時間が短くて解説できませんでした。また参加者のニーズに合わせて話す内容を少し変える事の大切さに気がついた講演となりました。障害を持っていても皆さん生き生きとされた顔で働いていらっしゃって私も負けていられないといつもの私の負けず嫌いな性格も皆さんのおかげで出現しました!
沢山の元気をいただきました。参加して下さった皆さんありがとうございました。
なまけもののなまちゃん

2010年11月7日日曜日

第4回 多摩南部就業支援連絡会 企業セミナー

第4回 多摩南部就業支援連絡会 企業セミナー
後援:ハローワーク八王子 ・ハローワーク府中 ・ハローワーク町田

日時:平成22年10月21日(木) 14時~17時(受付13時30分 開始)
会場:明星大学(日野キャンパス) 26号館( 506 講義室)
対象:障害者の新規雇用、雇用管理、職域拡大を考えている企業の人事担当者の方々

内容
第Ⅰ部 障害者雇用の事例紹介
(障害者の支援を実施している各機関より事例を報告します。)
事例1:発達障害の方の就労に向けての支援
事例2:精神障害の方の定着支援
           
【休憩 10分】
名刺交換の場としてもご活用ください。

第Ⅱ部 障害者雇用の実際 面接から採用、定着支援まで
・ 講演:箕輪 優子(横河電機株式会社 企業倫理・CSR推進部)
(障害者雇用に長年取り組んでいる横河電機株式会社の事例を踏まえて、雇用のポイント等を講演いただきます。)

※質疑応答(Ⅰ部・Ⅱ部の内容を含めて、皆様から各機関の担当が疑問等にお答えします。)

第Ⅲ部 助成金制度等の活用法
(ハローワーク担当者より助成金等、使える制度とサービスについて説明いたします。)

【多摩南部就業連絡会とは】
多摩南部(八王子市・町田市・稲城市・日野市・多摩市)の障害者と企業を支援する企業・福祉・労働(ハローワーク・障害者職業センター多摩支所・各市就労援機関)・生活支援機関・医療機関・特別支援学校のネットワークです。

企業や講師に混じりながらリカバリーキャラバン隊中村孝さんの一人小さな力、孤軍奮闘な力が光を反射させたダイヤのように大きく輝いて見えました。中間管理職というのは上からも下からも板ばさみにあう本当にきつい仕事だと見受けられました。しかし、自分を励ます意味でも特技であるダジャレ作りや趣味を持つことで常に明るくいられる中村さんは、自分を客観視して自己分析した結果、一般社会人として自ら働けるまで病状を改善されました。社会人並みに働けるなんて凄いことです。また、受賞もされました。僕にとってお手本になる暮らしぶりです。見習って僕も意欲的になりました。病気をオープンにすることでやはり配慮を受けます。この配慮があるか、ないか、でかなり変わってきます。中村さんは自分に合ったやり方が認められるのは、やはり働いてよかったといえる環境下でした。自分自身を定着支援した結果、今、生き生きと働いていらっしゃいます。精神障害者で伝道師の中村さん、今後のご活躍・期待が待たれます。
P.6000

2010年11月6日土曜日

北イタリアトレント市の精神医療保健対策とわが国における OTPの展開(東京・新宿区)

独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

主催 :NPO法人みなとネット 21
日本精神神経学会専門医資格更新に係る研修ポイント取得対象学会(D群)

北イタリアトレント市の精神医療保健対策とわが国における OTPの展開
~精神疾患の早期発見と就労支援スキルアップのための具体的方法~

Renzo di Stefani氏 と Antonio Mastroeni氏 から精神科病院を廃止した後イタリアで展開されている最新の地域精神医療の現状を報告していただき、今後日本の地域精神医療のたどるべき方向を探ります.またわが国における OTPの戦略的展開として、精神疾患の早期発見・早期治療、就労支援の実際、就労支援 スキルアップのためのCAI(認知機能評価尺度:Cognitive Assessment Interview)の具体的方法を解説します.

■講演・ワークショップの内容
・北イタリアトレント市・コモ市の地域精神医療の現状報告
・わが国における OTPの展開
・精神疾患の早期発見・早期治療
・就労支援を効果的に実行するためのCAIの具体的な方法について
・就労支援の実際

■場所
慶應義塾大学病院 総合医科学研究棟1階ラウンジ

■日時
2010年10月 16日 (土)10:00~17:00
     17日 (日)10:00~16:00(終了予定)

■受講料
10.000円(2日間の講習費)+資料代 2.000円
8.000円 (みなとネット 21賛助会員)+資料代 2.000円

■講 師
Renzo di Stefani (Responsabile Servizio Salute Mentale di Trento)
Antonio Mastroeni(Como St. Anna Mental Health Department)
武士清昭 (東邦大学医学部)
新村秀人 (慶應義塾大学医学部)
中原さとみ (桜ヶ丘記念病院 )他リカバリーキャラバン隊
根本隆洋(東邦大学医学部)
藤井千代(埼玉県立大学保健医療福祉学部)
水野雅文(東邦大学医学部)
村上雅昭(明治学院大学社会学部)

■お問い合わせ
NPO法人みなとネット21
E-mail minatonet@hotmail.com

ちらしはこちらをご覧ください。
http://www.minatonet.org/topics/opt2010/annai.pdf

10月16日、17日と慶應義塾大学病院でみなとネット21が開催されました。私は、16日は2時まで仕事をしてきたので、全部は聞いていません。15時30分から私達リカバリーキャラバン隊の時間でした。主題は「就労支援の実際」です。まず挨拶があり、15時35分からリカバリームービー、15時40分から桜ヶ丘記念病院の実践、16時からリカバリー体験、16時10分から職場開拓(ワーク)、16時20分から職場開拓(講義)、16時30分から合理的配慮、16時45分から私の工夫と合理的配慮、17時終了でした。なお司会は川人さんを予定していましたが、都合により岡本さんに、私の工夫と合理的配慮は岡本さんの予定でしたが、私(中村)がやりました。17日はまず挨拶があり、イタリアの精神科医師、作業療法士、当事者の話がありました。イタリアでは精神病院はなく、その代り総合病院のなかに精神医療センターがあり、ベッド数は15床位で短期入院だそうです。当事者の方はピアサポートをしていて、まさにラリーシューマーのような方でした。私も日本でこういう仕事があるのなら、やってみたいと思いました。3人共ユーモアがあり、わかりやすく話をしてくれました。午後からは「統合失調症」というテーマでした。統合失調症の方は社会復帰機能障害があるので、なかなか働けないそうで薬では治らないそうです。また認知機能障害があるそうです。それでCAI(Cognitive Assessment Interview)日本語では「認知機能評価尺度」というのですが、これを使い尺度を調べることができるそうです。CAIは10項目あり、患者、情報提供者、評価者複合評価の方にそれぞれに8個の評価基準があり、あてはまる基準に丸印をつけるそうです。講義で実際にやってみました。わかりやすく解説していただいたのが印象的でした。
中村 孝

今日はアヒルの兄貴さんがお休みでみんな大変でしたが焦らず、きちんと自分の役割をこなしていましたね。私は司会をやってみて途中で何度もつっかえてしまって、アヒルの兄貴さんのようには上手く進行できないなとつくづく感じました。一人でもメンバーが欠けるとこんなに大変なのかと改めて思いました。でも1時間半の発表でもうちょっとゆっくりやりたいなぁと途中で思いましたが、参加者の皆様からの内容の濃い感想がいただけた事大変嬉しく思います。中村さん仕事が終わってからの参加そして発表お疲れ様でした。渥美さんお笑いトークが炸裂していましたね。本の販売懇親会とお疲れ様でした。ご参加いただいた参加者の皆様ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
なまけもののなまちゃん