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☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年1月31日月曜日

【ジョブマッチング講座12】マッチングの原則②失敗はない。

【ジョブマッチング講座12】マッチングの原則②失敗はない。
 やってみないと分からないという発想は、「IPSにおいて失敗と認識される経験はない」という原則とセットになります。いずれも、疾患の有無に関係なく人は経験に基づいて学び成長するものだ、という強い姿勢の表れです。失敗は成功の素ということわざにも似ています。1つの事実を「失敗だ」と認識することにより、それは本当に無駄な失敗になってしまう。就職率の向上という小さな目標ではなく、果てしないリカバリーを目指すのであれば失敗経験なんてない、すべての経験は役に立つ。そういうニュアンスです。
これは支援者が「失敗してもいい」「失敗覚悟で就職させてもらおう」と考えることとはニュアンスが違います。
つい先日、「不採用」になった方のコメントです。「就職活動の結果が不採用でも面接受けて良かったです。条件を色々提示している場合ではなかった。デイケアセンターが居心地よく一歩踏み出せずにいましたが、意欲が高まりました。」

2011年1月30日日曜日

【ジョブマッチング講座11】マッチングの原則①まずはやってみる

【ジョブマッチング講座11】マッチングの原則①まずはやってみる
 仕事のアイデア探しの方法に入る前に、アイデアが出た後に大切なことを整理しておきましょう。アイデア探しにとらわれ過ぎて前に進めず、可能性を閉ざしてしまうことを避けるために大切なことです。
 まずはとにかく試してみることの大切さです。出されたアイデアが本当にその人に向いた仕事がどうかを調べる一番いい方法は、実際にやってみて確かめることだというわけです。仕事の条件や環境、本人の体調は多種多様です。心配して想像したり、条件を考えたりしても実際には違うかもしれません。
IPSを熱心に勉強した企業の人事担当者がバーモントにメールで質問をしたそうです。「まず働いてみるなんて、本当に大丈夫なんですか?」。すると「だって、やってみないと分からないじゃないですか」。単純とも言えるこの発想は、ジョブマッチングを成功させる原則です。「特別な訓練を経ずに、まず働いてみよう:Place then train」というこの原則は、障害者に特別な訓練のための手厚い支援をしてから働くよりも、実際に働きながら必要な支援をして働いた方がうまくいったという援助付き雇用の成功経験に基づいています。
ただし訓練や実習を本人が求めることも多々あります。一番大切なのは、サービスの在り方は本人が決定するということであることを忘れずに。

2011年1月29日土曜日

【ジョブマッチング講座10】マッチングの発想③

【ジョブマッチング講座10】マッチングの発想③
③長所は本人が知っている
 就職活動に役立つ長所と言うと、他人より秀でている才能のようにとらえてしまうかもしれません。もちろん他人を打ち負かすような技能は役立ちますが、そうある必要もなさそうです。その人の持ち味と言ったところでしょうか。前回に続いて、金子みすずさんの有名な詩「私と小鳥と鈴と」を引いてきました。

私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
 地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
 たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。

 鈴がリンリンとなるという当たり前のことが、その人の魅力となりうる。いや、むしろその当たり前こそが魅力なようです。
それから支援者から見た長所にとらわれないようにしたいものです。思わぬものが役に立つことは多々あります。同じく「土」という詩で紹介します。

こッつん こッつん ぶたれる土は
よいはたけになって よい麦生むよ。
朝からばんまで ふまれる土は
よいみちになって 車を通すよ。
ぶたれぬ土は ふまれぬ土は いらない土か。
いえいえそれは 名のない草の おやどをするよ。

客観的な長所である必要はありません。特にリカバリーのことを考えると、本人が感じている自分の長所、可能性が役に立ちます。

2011年1月28日金曜日

【渥美正明名言集】③

必要とされ期待されると自然に社員はついてきます。信頼関係ができれば、この人のためなら、会社のためなら!と思えるもの。プライドとかそういうのに関係なく、頭を下げて馬鹿になれる人間が第1線で活躍し生き延びていけます。僕は高卒ですが職場の大先生が「いつもお世話になってます。がんばってください」と挨拶してくれます。上司が社員に対して頭を下げて礼をつくす。これは恥ずかしいことではありません。

2011年1月27日木曜日

【ジョブマッチング講座9】マッチングの発想②

【ジョブマッチング講座9】マッチングの発想②
②役に立つ長所、才能は埋もれているかもしれないが、必ずある。
 少し会っただけでは、仕事に役立ちそうな才能は見えないかもしれません。しかし、必ずあります。これについては、金子みすずさんの「星とたんぽぽ」という詩を紹介します。

青いお空のそこ深く
 海の小石のそのように
夜がくるまで沈んでる
 昼のお星は目に見えぬ

   見えぬけれどもあるんだよ
   見えぬものでもあるんだよ

散ってすがれたタンポポの
 川原のすきにだぁまって
春のくるまで隠れてる
 強いその根は目に見えぬ

   見えぬけれどもあるんだよ
   見えぬものでもあるんだよ

「必ずある」という前提が、発掘作業のようなジョブマッチングを可能とします。ただの石ころに見えていたものを集めて行くうちに、大きな化石が発見されるかもしれません。探すことが、創っていくことも兼ねます。

2011年1月26日水曜日

【渥美正明名言集】②

「お疲れ様」「ご苦労さま」「期待しているよ」の一言でもこころのキャッチボールができれば、人間って信頼関係が築けるものです。例えば、お礼、年賀状などのハガキでもいいです。部屋でその文章を読んでいて、自然に心から嬉しさで涙が出てくることもあるものです。頑張ろうと思えて、期待に応えて前にでよう、成長しようと思うのです。ちょっとした真心です。あなたの力を借りたいという気持ちを表現してあげる事が大事です。
身体で示すというのも大事です。言葉ではなくて、体で表現すると誠意が伝わります。言葉だけでは動いてくれないものです。例えば、ちらし配りだと、頭の下げ方で相手の方はちらしを受け取ってくれます。

2011年1月25日火曜日

【ジョブマッチング講座8】マッチングの発想①

【ジョブマッチング講座8】マッチングの発想①
 このようなマッチングを目指すため、実際には直観的な職人芸を使いながら本人と仕事を探していきますが、この「直観」を少しずつ分解して紹介してみます。仕事を探す前に、支援者としての心得とでも言うべき常識を整理しておくことが役に立ちそうです。
①「できないこと」は関係ない。ほとんど役に立たない。
 適した仕事を探すうえで「朝は早く起きれない」「人と会話するのが苦手」といった情報や条件は、気にする必要はありません。これらは対処法を探すことにより乗り越えられるかもしれませんし、そもそも「午後からの仕事」「人と会話しない職場」にすれば良いだけの話です。いざ働く段になったら配慮が必要かもしれませんが、適した仕事を考える上では役に立たない情報です。

2011年1月24日月曜日

【QAシリーズ】集中力や記憶力が落ちていて不安

【QAシリーズ】集中力や記憶力が落ちていて不安

Q:私は精神障害の当事者ですが、病気のせいなのか眠気もあり、集中力や記憶力が落ちています。こんな私でも働けるのでしょうか?

A:働けます。似たような症状の方で働いている方が、現にいらっしゃいます。次のことを考えてみると、より可能性が広がるでしょう。

まず、症状が飲んでいる薬の副作用による可能性があります。薬の量や種類が変更できないか、主治医や薬剤師さんと相談してみてはいかがでしょう。

集中力や記憶力は、脳の機能に関係した障害かもしれません。集中力や記憶力が落ちていてもできる仕事、あるいはそういう状態のほうが向いている仕事を探してみるとよいかもしれません。たとえば、毎日会う人に、まるで初めて会うかのように「おはようございます。いつもお世話になっています。」と会話しなければならない仕事が向いているかもしれません。

集中力や記憶力は、道具や環境の工夫で改善できるかもしれません。ささいなことでもメモにして残す、あるいは何度も同じ説明をしてくれる上司や同僚がいれば問題はクリアできます。

2011年1月23日日曜日

【渥美正明名言集】①

うさぎさんはぴょんぴょん跳ねてすんなり登っていけます。カメさんはゆっくりこつこつ上がっていくタイプです。こつこつと人生を築きあげてきた人と違って、ぴょんぴょんとうさぎさんのように上がってきた人は踏ん張りが利かないものです。挫折した時に、挫折感を味わうのが嫌だからです。カメさんは、ちょっとした失敗があったとしてもゆっくりと築いていけるものです。
渥美正明

2011年1月22日土曜日

【ジョブマッチング講座7】ジョブマッチングの力③本人編(当事者離れ)

【ジョブマッチング講座7】ジョブマッチングの力③本人編(当事者離れ)

8年間の精神科病院の入院生活を経た渥美正明氏は、職場で「渥美さんは当事者離れしているな」と言われることが嬉しいそうです。医師や支援者になんでも頼る「医師離れ」を経たのちに、患者(精神障害の当事者)としての生活ではなく、自分が望んだ社会的な役割を担うことに挑戦する。そしてその期待に応えたときに、周りの人が精神障害の当事者ではない人として自分を迎え入れてくれることにより、当事者離れは実現するんだと説明しています。

入院中はスタッフが「社会に適合するのは難しいだろう」と考えた渥美さんは、政治に憧れ続けていました。退院後、選挙のチラシを配るなどの仕事に就き、誰よりも率先して大きな声であいさつした渥美さん。事務所の議員さんは当選し、「君が毎日、街頭でチラシを配ってくれたからだ、ありがとう」と声をかけたそうです。患者ではなく政界の一員としての生活は、リハビリテーションそのものです。

精神障害がある方にとって、ジョブマッチングの成功はリカバリーの手がかりとなるのです。

2011年1月21日金曜日

4/23実践に基づく第1回IPS学会(東京・調布市)

「IPSには失敗がない」とはどういうことだろうか?

就職して精神疾患が再発、離職、挫折。支援者にとっても本人にとってもこんなことが心配ですが、「IPSには失敗と認識されることがない」。この困難をどう乗り越えるのか、実践経験から一緒に考えてみませんか?

・レジリアンス
・楽観主義
・ソリューション
・認知行動療法
・経験から学ぶ

日時:平成23年4月23日(土)10時30分~14時30分(昼休みあり)
進行:中原さとみ、飯野雄治
場所:調布市市民プラザあくろす3階会議室1
   京王線国領駅下車2分(東京都調布市)
参加費は、ひとり2,000円(経験を少しでも紹介してくれる当事者は無料)

主な対象者:
興味のある方なら、誰でもウェルカム!
支援者、学生
精神障害の当事者
障害のある方の家族
☆安心して参加できるためのルールを設けます

内 容
テーマと背景について(飯野)
テーマの理解を助ける理論紹介(飯野)
「こんなとき、こうしてきた」(中原)
経験から学ぶため話し合う(中原)

事前に参加人数は把握したいのでrecovery_caravan@yahoo.co.jpまでなるべくメールしてください。(メールできなければ、当日直接来てください)

主催:リカバリーキャラバン隊 Yes,We’re the Recovery Caravan!
アイデアやテーマ、報告者も募集しています

リカバリーのための就労支援が全国各地で始まっています。実践に基づくIPS学会では、理屈ではなく支援の現場だからこそ得られた経験を活かし、そこから得られる知恵、知識、アイデアを共有し学ぶための会です。

「臨床の知」の必要性
私たちは経験から学び、成長します。これに疾患の有無は関係ありません。「科学に代表される〈近代の知〉は確かに大きな成果を生んだが、例えば医学文明は人間の痛みを麻酔することにより、他人への思いやりの基礎を奪うなど、人間を非人間化された生存にしてき」ました。「自己を括弧に入れて責任を回避する客観主義や普遍主義の落とし穴に落ちないために、経験から多くを学ぶ臨床の知、れっきとした根拠を持った臨床の知
を身につける必要」があります。

客観性を超えて
合理性や効率主義は、人を疎外化すると指摘され久しいにもかかわらず、誰にでも同じ結果が得られるよう作られた診断基準は「精神科臨床実践に対して非人間化の作用を及ぼした」とようやく気づかれました。客観性、普遍性、本質的なるものは神話であることを示した社会構成主義は、Evidence Based Medicine からNarrativeBased Medicineへという流れを作っています。

私たちのめざすもの
支援者であろうと利用者であろうと、経験と言葉により私たちは知恵と技術をつむぎ、社会的事象を構築しています。私たちは支援するための技術を、支援者とその利用者の経験から知恵を構築し、そのたびに
体系化することを目指しています。そしてそれはその利用者とともに対話しながら行うべきと考えています。

リカバリーキャラバン隊より 募集
実践に基づくIPS 学会では、実践の中で身に付けたIPS 支援者あるいはサービス利用者の知恵、報告者、あるいは取り上げてほしいテーマを募集しています。recovery_caravan@yahoo.co.jp までメールしてください。実践に基づいた知恵を持ち寄り、IPS 臨床の知の構築を一緒に行いましょう。

【QAシリーズ】企業への支援(体調管理)

【QAシリーズ】企業への支援(体調管理)

Q:障害者の就労支援をしています。精神障害者を雇う企業は、その「体調の波」のようなものを心配し、採用に躊躇されることが多々ありますが、どのように支援していますか?

A:医療・主治医と一体になってサポートし、精神疾患の特性について説明しますが、一人ひとりの体調管理のための「私らしさを保つために」シートを本人と一緒に作成し、本人が希望されれば、提示することが大切だと考えています。一般論的な陽性症状などの説明は、あまり役に立ちません。

 このシートで体調の黄色信号やその時の対処法などを伝えると同時に、リスクマネジメントが出来ていることを示します。体調がいつもいいとは限らないことを正直に伝えることは、働く本人にとっても気が楽になるものです。このシートではまず本人の夢や目標を紹介しますが、このことが企業にとって本人をかけがえのない一人の人間として紹介する機会にもつながっています。

2011年1月20日木曜日

【ジョブマッチング講座6】ジョブマッチングの力③本人編(フロー)

【ジョブマッチング講座6】ジョブマッチングの力③本人編(フロー)

適切なジョブマッチングは、仕事に没頭することにつながります。

誰でもトランプゲームなどに真剣になり、没頭した経験があると思います。没頭しているときは時間を感じず、われを忘れる。これもまた気持がよいものです。このような状態を水に流れているような(フロー)状態と呼びます。この状態になるには、取り組むゲームや作業があんまりにも簡単ではだめです。面白くありません。かといって難しすぎても、熱中できません。たとえば綱渡りするスタントマンなんか、フロー状態でしょう。私は雑誌などにある「7つの間違い探し」に没頭してしまうことがよくあります。そして実は仕事に没頭し、この充実感を味わうことができます。

たとえ封筒にチラシを折って入れるような簡単な仕事でも、楽しむことはできるようです。10分で何通できるかを競う。そのためにチラシの折り方、封筒の並べ方を工夫したり、10分間集中するために耳栓をしたり、半袖にして作業を早くするなど工夫しながらタイムを計測します。そして1カ月かかり、ついに500通の大台に到達!

フローを味わうには、ちょっとしたコツがあります。仕事の選び方、ジョブマッチングでこのように没頭する時間を楽しむことも可能となります。

2011年1月19日水曜日

【QAシリーズ】リカバリーキャラバン隊とは

【QAシリーズ】リカバリーキャラバン隊とは
Q リカバリーキャラバン隊はどんな人たちですか?
A リカバリーキャラバン隊は、リカバリーの魅力を伝える熱意や才能を持った者たち10人でやっています。メンバーには精神疾患やリカバリーを自ら経験した者もいますし、そういう方たちと出会った支援者や家族などもいます。東京の多摩地域、具体的には調布市、多摩市、稲城市などで活動することは多いのですが、自分たち専用の施設を持っているわけではありません。私たちの様子は動画でも見られます。
http://jpop-voice.jp/schizophrenia/plus/1010/01.html
 リカバリーの魅力を伝えるため、リカバリー経験の蓄積、共有、伝達を普段から行っています。北海道から九州まで出張してきました。かかるお金のことも含めて、遠慮なくご相談ください。
recovery_caravan@yahoo.co.jp
 またリカバリーキャラバン隊では、例えば講座中の写真を撮ってくれたり、記録を取ってくれる、アイデアをくれるなど活動を手伝ってくれるサポーターあるいは実習生も募集してます。

2011年1月18日火曜日

【ジョブマッチング講座5】ジョブマッチングの力③本人編(天職)

【ジョブマッチング講座5】ジョブマッチングの力③本人編(天職)
そして忘れてはならないのは、ジョブマッチングの成功が働く本人の充実感に大きく影響するということです。まず天職の話です。

自分の長所が活かされていると感じられる仕事に就いているとき、人は充実感を得られることが指摘されました。たとえば研究熱心な方の場合、その長所を活かしたような仕事ができると幸せだと感じるというわけです。何も研究者である必要はありません。清掃の仕事でも、洗剤は塩素系がよいとか、水に漬けておいたほうがきれいになるとか、場所に合ったブラシの形を分類するとか、研究し活かすことは可能なわけです。「○○さんは研究熱心だから、いつもよく落ちるブラシがそろっていて助かるわ」「今度、流しの洗剤として適切なものを○○さんが調べて選んでくれないかね、君は研究熱心だから」などと職場で期待されることもあります。

このように自分の長所を活かせていると感じる仕事は天職と感じるようです。24の性格の長所と仕事のジョブマッチングは、このように生きることの充実感につながる。これに疾患の有無は関係ないでしょう。

2011年1月17日月曜日

リカバリーカフェ~みんなの知恵を交換しよう~(東京・調布)

リカバリーカフェ
リカバリーカフェとは
参加者たちの経験を持ちよって、自由にリカバリーに関することを話し合いながら、みなでリカバリーを体験する場です。結論を出したり、交渉や批判したりする話し合いではありません。ワールドカフェという手法を参考に、参加者の自由と安全を確保し、リラックスした雰囲気を大切にしながら、自分の気付きを大切にする「カフェ」です。
テーマはその都度設定しますが、リカバリーカフェで行なう事例検討会は、米国バーモント州でのIPS専門家会議の雰囲気を再現します。IPSに興味のある方はぜひともご参加ください。

リカバリーカフェ~みんなの知恵を交換しよう~
リカバリーキャラバン隊とお茶を飲みながら、楽しく話してみませんか。
話すテーマは用意しますので、お気軽に参加してください。見学でも構いません。精神疾患があっても参加しやすいよう工夫します。
今回のテーマ:Aさんの長所を活かす方法について
Aさんは、精神疾患がありながらも自分らしい人生を送りたいと望んでいる方です。当日、ご紹介します。
日時 平成23年2月13日(日) 13時から15時00分 (12時半~受付)
場所 東京都調布市市民プラザアクロス2階
http://www.chofu-across.jp/goannai_tizu_frame.html
(最寄駅:京王線国領駅)
参加費 無料
申し込み recovery_caravan@yahoo.co.jp
僕の年始、キャラバン隊の活動はキャラバン隊本拠地のここ国領から始まりました。しかも、新機軸の「リカバリーカフェ~みんなの知恵や考えを集めよう~」と題して「Aさんの長所を活かす方法について」Aさんとは僕のことで今回の大役を引き受けました。初めてご参加された方もいらっしゃったようですが僕は普通、人前では緊張しますが会を開くたびに出会いを経験しているので対人恐怖はなくもう慣れました。
 始めに中原さんから僕のプロフィールについてA4用紙に横文字で詳細に書かれた簡単な説明から。特技は卓球。アシスタントトレーナーです。僕の長所です。特技の卓球から一歩進んだ職業に就けたら僕にとって嫌がらずにできます。興味ない仕事よりは投げ出さずに困ることが少なく卓球用語も素人よりは熟知していますので解決するでしょう。
 学費を得るためには就職するのに卓球コーチになれればよいという意見もありました。もっとも良い案で僕の知恵のタンスから引き出されたのは、卓球ラケットの修理。ひんぱんに壊れると思われませんが実際卓球台にぶつけてラケットが欠けたりラバー(ゴム)がはがれます。需要があると裏方的な発想だったので、それもアリかなと。
 僕が今後、仕事得るのに適した職業の決定打となりました。
追伸:僕が作製したお手玉を中原さんが好評して下さったので作ったかいがありました。何でも屋のP.6000でした。

【QAシリーズ】地域生活を支援する

【QAシリーズ】地域生活を支援する
Q:私は精神科病院のスタッフです。精神障害者の手帳に本人の顔写真が必要になりましたが、写真を撮りに行くのが大変だと聞きます。そこでスタッフで写真を撮ってあげるサービスを開始したいのですが、いかがですか?

A:患者さんの手続きをサポートする熱意、素晴らしいと思います。慣れない撮影機で写真を撮るのは、とても緊張しますからね。

慣れない社会資源を利用するチャンスと考えることはできないでしょうか。病院内で撮影すれば今回は楽かもしれませんが、地域の社会資源を利用する機会を奪ってしまいます。利用するのが難しければ、一度駅前などまで同行し、撮影機の使い方を教えてあげる。そして、成功体験を共有する。うまくいけば、患者同士で支えあう関係もできるかもしれません。

保護された環境の中で患者として生活するのではなく、地域の中で一市民として生活することを応援するのが私たちの仕事です。ですから撮影サービスは、見送るべきではないでしょうか。

2011年1月16日日曜日

【ジョブマッチング講座4】ジョブマッチングの力②企業編

【ジョブマッチング講座4】ジョブマッチングの力②企業編

ジョブマッチングの成功は、精神疾患がある方を雇う企業にとっても大切な要素です。雇った以上は、ぜひ長く働いてもらいたい。そして戦力になってもらいたい。そう願うのが企業です。

実際に精神障害者を雇用する企業を調査したところ、適材適所など本人の長所や特技、興味あることを活かした仕事を用意しています、という雇用ノウハウを挙げた企業が多数ありました。ジョブマッチングを重視することは、精神障害者の雇用には必要だというわけです。さらに興味深いことに、このノウハウは精神障害者の雇用のみに当てはめたのではなく、社員全体に対して行っているという企業がほとんどでした。ジョブマッチングの大切さに、疾患の有無は関係ないというわけです。

ジョブマッチング次第で精神障害者は働けたり、働けなくなったりします。そう考えるとこれは、精神障害の特性に対する合理的な配慮として企業は位置づける時代が来るかもしれません。

2011年1月15日土曜日

【QAシリーズ】生活保護への対応

【QAシリーズ】生活保護への対応

Q:私は支援者ですが、IPS サービス、つまりリカバリーを目指した就労支援サービスを提供するために、生活保護に関してよく知らないといけないものでしょうか。

A:IPSサービスでは、「働いたら生活保護や障害年金が減ってしまうのではないか」といった心配は、本人の働く意欲に大きく関係するのは当然だと考え、丁寧に対応することとしています。ですから、生活保護に関する基本的な知識や原則は、市販されている書籍などで把握し、相談された場合には紹介するべきでしょう。

しかし、生活保護ケースワーカーが保護費の必要性をどのように判断するかが大きく影響します。ですから生活保護に関する疑問が生じたら本で調べるのではなく、担当者に問い合わせる、できれば本人と一緒に3人で話し合ってみる機会を設けることが大切です。そして担当者とリカバリーという共通言語を持ち、それを一緒に応援する関係を作る作業が仕事です。生活保護の知識に長けることより、この関係を作る能力が求められます。

理屈よりも実際に動いてみる。様々な人と縦割りの役割分担を超えて、チームで支援する。なるべく本人が社会に出て、本物に触れる機会を作る。Win‐Win関係、つまり誰かが損をするのではなく、両者が得をするような関係を築く。これらもIPSサービスでは大切にされている方針です。

そして、働くことがリカバリーにつながりうることを本人に分かりやすく紹介することこそ、IPS支援者の役割だと考えています。

2011年1月14日金曜日

【ジョブマッチング講座3】ジョブマッチングの力①支援者編

【ジョブマッチング講座3】ジョブマッチングの力①支援者編

遺跡発掘の彼のように、仕事と個性をうまく合わせることをジョブマッチングと言います。バーモントでのケース会議のように、ジョブマッチングはIPSにとって大切な意味を持ちます。

まず就職に成功する確率が上がります。IPSによる就労支援は、他の就労支援に比べて就職率が高いという統計もあります。つぎに就いた仕事を続けられる確率、つまり定着率も良好です。これは経験的なものにすぎませんが、本人に合った仕事に就けた場合は続きやすいという当たり前のことを感じています。

考えてみれば、これらは疾患の有無に関係ないことです。大学を卒業して行う就職活動などでも、普通は自分に向いた仕事、やりたい仕事、特技を活かした仕事、短所が影響しない仕事を選ぶものです。しかし、精神障害者の仕事探しとなると、清掃とか喫茶とか、働く本人の個性を無視した支援が行われがちです。そしてうまくいかなかった場合、「精神障害者の就労支援は難しい」とか「本人にやる気がない」など言われてしまうことが多いようです。

2011年1月13日木曜日

【QAシリーズ】再発のリスク

【QAシリーズ】再発のリスク

Q:私も佐藤(仮名)さんの支援者です。佐藤さんがやりたいと言ったとはいえ、彼はこの仕事に没頭してしまい、無理して体調を崩してしまいそうです。彼に仕事の情報を提供するのを控えたり、彼がやりたいと言ってもそれを体を張って止めるのが私たちの仕事です。協力してください。

A:佐藤さんの再発、それにより仕事を失ってしまうことなどを心配している、そして佐藤さんを思っているのがとても伝わります。

しかし、彼がやりたいと考えている仕事の情報をコントロールしたり、無理に辞めさせるのは、彼の権利を害していることになると考えています。私たちの仕事は彼への情報を遮断することではなく、数ある情報と選択肢の中から、本当に大切にしたいと彼が考えるものを探したり、そのために必要な体調管理の方法などをともに考えることです。もしかして、失敗するかもしれません。そのときにも、その経験を無駄にしないようサポートすることが私たちの仕事だと考えています。

「体を張る」ほどの熱意を、ぜひ彼の希望のために一緒に活かしませんか。

2011年1月12日水曜日

【ジョブマッチング講座2】支援者の発想の豊かさ

【ジョブマッチング講座2】支援者の発想の豊かさ
バーモントでの会議で学んだのは、ユーモアや遊び心の大切さ。そして支援者の発想の柔軟性がいかに大切かということです。彼を問題事例として葬り去るのか、借金の取り立ての適材としてとらえるのか。これで彼の人生は大きく変わってしまうわけです。

私たちの実践でも似たような経験をしました。「身だしなみを整えるのが不得手で、風呂やシャワーに入らない。体臭もきつく、辺りににおいが漂ってしまう」方です。私たちは彼が働けないに決まっていると考え、「まずシャワーを浴びましょう。」を繰り返していました。ただ、彼はデイケアの仲間などと時間があれば、「織田信長がどおした、平安時代はどおだ」と歴史の話をするのが日課でした。

そんな彼に遺跡発掘のアルバイトを紹介しました。すると見事にこなしたのです。泥だらけになるため、体臭もあまり関係ないようです。何しろ歴史好きの彼には、デイケアのプログラムとは比べられないほどの魅力ある作業でした。

IPS研修のご案内(宮城県仙台市)

IPS研修のご案内

ひとりひとりの人生を応援する就労支援 ~IPSの持つ支援理念・技術から学ぶ~
「IPS」とはIndividual Placement and Support(直訳すると「一人ひとりを社会的役割の中で支援する」)の略語で、支援者が「患者には今の生活以上のことはできない」と感じてしまいがちな精神障がい者に対しても、社会に出ることにより期待された以上に大きな自立機能を発揮できる可能性がある、ということを科学的根拠に基づき示した実践プログラム(EBP)です。 この研修では、IPSの支援理念を学びながら、明日から使える実践的なノウハウを学んでいきます。

日 時 平成23年1月29日(土)9:30 ~ 16:30(受付9:00~)
場 所 仙台市太白区中央市民センター 3F 大会議室
     仙台市太白区長町5丁目3番2号              
参加費  無料 
定員   40名
申込方法:お名前、機関、所属、住所、メールアドレス、懇親会出欠をご記入の上FAXかメールにてお申込下さい
FAX番号 022-224-9390    Mail: ips_sendai@yahoo.co.jp
申込締切日  平成23年1月20日(木)(応募者多数の場合は先着順とさせていただきます)
講師:
中原さとみ IPS-Tokyo リカバリーキャラバン隊 桜ケ丘記念病院
飯野雄治 IPS-Tokyo リカバリーキャラバン隊 稲城市役所
渥美正明 リカバリーキャラバン隊 足立リカバリーサバイバー

主 催  リカバリーキャラバン隊
協 力  仙台市精神障害者就労支援ネットワーク会議

<懇親会のお知らせ>
IPS-TOKYOリカバリーキャラバン隊のみなさまと交流を図りながら、仙台のネットワークの親睦を深めるために懇親会を実施致します。当日の研修に参加できない方もぜひこの懇親会でみなさまとたくさん交流を図ってみませんか?
日 時 平成23年1月29日(土)17:30開始        
場 所 びすた~り(会場から徒歩3分)
     仙台市太白区長町3-7-1
     Tel022-352-7651
参加費 ひとり  4,000円
申込締切 平成23年1月20日(木)まで

仙台市精神障害者就労支援ネットワーク会議
事務局
TEL   022-224-9390
FAX  022-224-9390
Mail  ips_sendai@yahoo.co.jp

とても就労支援やIPSが進んでいる感じがしました。雪がとてもきれいでした。医療スタッフの方や就労支援に携わっている職員の中に当事者の方々もいました。渥美さん、私も職員の仕事についているけれど、渥美さんと同じ精神障害をもっているんですよ、とおっしゃられたとき、努力してるなと思いました。足立病院で前のお席に座っておられて、今回の研修で中心になって下さった方が僕と同級生と知って、しっかり責任を持って障がい者就労支援に打ち込んでいるなと思いました。懇親会の席にお招きいただき、とても真心を感じました。とてもアンティークでやっぱり仙台の地域の人は向こう三軒両隣で連携して障がい者の就労支援を盛んにやってる地域なんだなと感じました。マイクで乾杯させていただいたのは初めてだったものですから、手を上に挙げて乾杯音頭を取らせていただきました(笑)とても愉快な人びとでした。帰りは吹雪に打たれた電車で東京に着いたときは、人びとの思い出が残りました。拝啓、皆さんお元気でしょうか。我がリカバリーキャラバン隊も一人ひとり仙台の人びとにエールを送れたと思っています。これからも仙台と多摩の心の意見交換を つなげていきましょう。仙台の人びとのお方に友情と感謝。
渥美正明

当日は中原さんが助成金申請の締切り日だった為、遅れて来るということで渥美さんと2人で先に仙台に入りしました。1月は珍しく仙台以外は仕事が入っていなかったので、久しぶりの講演しかも6時間研修ということで久々に緊張していました。時間配分をもう少し考えなきゃダメですね。ペースに波があると感じました。
折り紙のグループワークでは「仙台の七夕」の時に使ってみてはどうかという意見が出ていました。
地域の行事で特技を活かすなんて素敵ですね!まさにIPSですね。仙台はピア活動がさかんという事でうらやましく思いました。懇親会でのお料理は野菜の味が生かされていてとても美味しかったです。参加者の皆さんありがとうございました。研修を2日間くらいにしてほしいという感想もあったので、そうできたらベストかなと思います。
なまけもののなまちゃん

2011年1月11日火曜日

【QAシリーズ】IPSと心理教育、リカバリーの学校

【QAシリーズ】IPSと心理教育、リカバリーの学校

Q:IPSサービス、つまりリカバリーを目指した就労支援サービスを提供するために、並行して心理教育を行っているようですが、どのように行っていますか?

A:疾患や成育歴にとらわれずに、学べる可能性を大切にしている心理教育、SST、認知行動療法などはIPSの理念にとても馴染むと考え、集団プログラムだけでなく、一人ひとりに合わせて面接時に行っています。心理教育について言えば、病棟などでの学習会を活用したり、薬剤師さんなどと協力して薬や病気のことを知るサポートも行っています。

心理教育の定義によれば、その目的は「主体的な療養生活を送るため」です。私たちはこれを拡大して「主体的により良く生きるため」の新しい心理教育「リカバリーの学校」を行っています。ここでは、リカバリーやエンパワメントなどの紹介から始まり、リカバリーに関する知識をできるだけ分かりやすく紹介しています。疾患の有無にかかわらず、よりよく生きたいと考えた方が受講します。

2011年1月10日月曜日

【ジョブマッチング講座1】バーモントでの会議

【ジョブマッチング講座1】バーモントでの会議

Individual Placement and Support;IPSサービス、つまりリカバリーを目指した就労支援サービスを学びに、アメリカのバーモント州に行きました。そこでの経験が、私をこの仕事を虜にさせました。

就労支援専門家が一堂に会して行うミーティング。IPSのプロたちが集まってどんなことを話し合うのだろう。いわゆるケース検討のようなものでした。そしてテーマに挙がったケースは「同じ話を何度も繰り返す。話していることは回りくどいし、よく分からない。」という「問題事例」でした。この方が働くことはできないだろうか、というわけです。医療の場で働いてきた私にも想像がつく「困難な事例」です。

これに対してプロたちが出したアイデアは「借金の取り立て」でした。確かにこんな方に取り立てられたら、根を上げて払ってしまうかもしれない(笑)。このアイデアを出した方は「今日は私、頭がさえているわ」と自分をほめ、解散していきました。


2011年1月9日日曜日

【QAシリーズ】親子とリカバリー

【QAシリーズ】親子とリカバリー
Q:統合失調症の息子を持つ母です。リカバリーは素晴らしいと知りました。私(母)の考えるリカバリーと本人(息子)が考えるリカバリーが違うときは、どおしたらよいのでしょうか。

A:母は子にこうなってほしい、こうしたらよいんじゃないかと思う。しかし、息子は違うものを目指している。こういうことですね?(そうです。)とても「健康的」な家庭の悩みだと思います(笑)。親が子に興味がない、あるいは子が親の言うなりで自分の意思がないという場合には起こらない問題ですから。
リカバリーは当の本人にしか描けませんし、実現できません。その意味で息子さんが考えるリカバリーを信じることが、お母さんには必要かもしれません。私たちが紹介しているリカバリー5つの傾向の1つに「自分の人生を自分でコントロールしている感覚、そうすべきという信念がある」があります。親や支援者から見たら「ああ、何をばかなこと言っているのだろう」と思うかもしれませんし、世の中そう甘くはないかもしれません。しかし、七転び八起き、転んでもただでは起きぬ、と経験の中から本人が学んでいくことは将来の財産となります。転ばぬ先の杖を親が用意するのではなく、自分で用意できるようになるかもしれません。

お金持ち、高学歴を持つことが目的でなく、リカバリーを目標とするならば、息子さんが目標というリカバリーを描いていることにまずはエールを送ってみることがよいかもしれません。目標の中身ではなく、自分で決めた目標があるということがリカバリーには大切なようです。

2011年1月8日土曜日

仕事で失敗を繰り返さない工夫

早くやるように言われても間をとること
プレッシャーに負けず、わからないことがあれば聞くこと
きれいになったと思っても、もう一度拭いて雑巾に汚れがないか確認すること

ストレス環境にありながらも、成長を助けてくれる姿勢や技術を身につけると、充実感を得ることができるようです。

精神障害者の就労支援IPS研修(長崎県長崎市)

精神障害者の就労支援IPS研修(長崎県長崎市)

精神疾患があっても働きたい!
こんな希望がある方を、どのように支援すればよいのでしょうか。
「精神疾患があっても充実した人生は過ごせる」。そう断言する当事者たちも講師に迎えて、ワークショップも交えた新しい就労支援IPS研修を実施します。

IPS研修の概要
IPSとはIndividual Placement and Supportの略で、精神疾患がある方一人ひとり(Individual)が社会に出る機会を積極的に設け(Placement)、自分が望んだ社会的役割と期待を担いながら生活することを支援する(and Support)方法です。
従来の支援者や家族あるいは本人でさえ「今の生活以上のことは出来ない」と感じてしまうような精神障害者たちが、IPS支援によりその期待以上に大きな自立機能を発揮する可能性を示してきました。IPSによる援助付き雇用は、科学的根拠に基づいた実践プログラム(EBP)とされています。
その魅力と方法をみなさんと確認することがこの研修の目的です。

日時:平成23年2月20日(日)13:00~16:00 (受付12:30~)

講師:
中原さとみ
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、桜ケ丘記念病院)
飯野雄治
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、稲城市役所)
渥美正明
(リカバリーキャラバン隊、足立リカバリーサバイバー)
 
内容:
リカバリームービー
リカバリー・IPS概要
アセスメントからもう一度
体調管理の工夫
職場開拓
医療と統合された支援
本人が立てるケアプラン
私のリカバリー体験

会場:長崎市もりまちハートセンター
住所:長崎県長崎市茂里町2-41 電話:095-842-2525

対象:興味のある方 (参加者110名、ご参加ありがとうございました)

費用:無料

申し込み:お名前、ご所属、電話を以下の方法で「地域活動支援センターのぐさ」までご連絡ください
TEL/FAX 095-848-7641
Eメール nogusa1994@ybb.ne.jp

主催:リカバリーキャラバン隊 
協力:特定非営利活動法人すみよしのぐさ家族会 指定相談支援事業所のぐさ

佐賀のホテルに博多のホテルが取れなかったため、泊まって長崎に向かいました。
当日は100人を超える皆様にご参加いただき、あまりの人数のすごさに驚きと感激を覚えました。
本が会場に届かなかったりパソコンのご機嫌がななめだったりと、トラブル続きの研修でしたが非常にアットフォームでカフェテリアのような雰囲気を大切にした良い研修となった事嬉しく思います。
懇親会でも沢山の方々と意見交換ができ、長崎の皆さんのIPSに対する熱意を感じる事ができました。
長崎の夜景や龍馬の像も拝見する事ができ、帰りの空港で長崎ちゃんぽんも食べる事ができて楽しい旅となりました。
観光の途中でおみくじをひいたら、春の風ふきゃ桜が咲くよ。
なぜにわからぬわたしのむね。
花が咲くのは生涯一度時を逃さずチャンスをつかみなさい。
運はついています今が潮時です。
帆をあげて船出しましょう。
と書いてありました。
時期をのがさずこつこつと桜の花を一輪一輪咲かせていきたいと思います。
なまけものなまちゃん

2011年1月7日金曜日

【QAシリーズ】働くことと障害年金の関係

Q:私は精神障害の当事者ですが、働くと障害年金がもらえなくなると聞きました。本当ですか?

A:働くことにより、今もらっている障害年金がもらえなくなると決まっているわけではありません。金額が減ったり、もらえなくなる可能性には、2つの場合が考えられます。
①所得が多くなったから、年金が減る、またはなくなる。
☑障害があることで稼ぐことができない、その代わりにもらえる年金なので、ある程度収入があると半額に、さらに収入があると全部もらえなくなります。
☑くわしくは、「障害年金の所得制限」で検索してみましょう。
②働けるということは、病気がよくなったり、障害がなくなったとみなされて、年金が減る、またはなくなる。
☑もらえる金額は、障害の重さで変わります。常時介助が必要なくらいだと1級、日常生活に著しい制限があれば2級、労働が制限される程度だと3級といった具合です。また日常生活能力に問題なしとなれば、もらえなくなります。
☑くわしくは、「障害年金の障害等級」で検索してみましょう。
【重要】例えば、重たい心臓病の方が、ペースメーカーという機械を心臓に入れて生活している場合は、たとえ働いている場合でも身体障害者手帳1級、つまり「身辺の日常生活活動が著しく制限される」と診断されます。診断書は、あらゆるサポート、精神障害の場合は薬も支援もなくなった場合の「本人の1人暮らし」を想定して書かれる必要があります。医師にはそのことをよく伝えたうえで、書いてもらいましょう。

1/9(日)『こわれ者の祭典』東京公演 『生きづらくても大丈夫っ!』(東京)

1/9(日)『こわれ者の祭典』東京公演 『生きづらくても大丈夫っ!』(東京)
生きづらくても、生きていく方法を模索するイベント。生きづらくても笑っていれば大丈夫っ! 生きづらくても仲間といれば大丈夫っ!

我らが渥美正明さんがゲストで出演いたします‼

出演:月乃光司・Kacco・大久保長男・成宮アイコ・DAIGO&周佐則雄(脳性マヒブラザーズ)
特別ゲスト:香山リカさん(精神科医)・雨宮処凛さん(作家・こわれ者の祭典名誉会長)
渥美正明さん(ピアサポーター)
司会:松本卓也(シネマ健康会)ギター伴奏:タダフジカ
■13:00開場 13:30開演(16:00終了予定)
■料金:1500円(飲食費別)当日券のみ
■会場:新宿ロフトプラスワン
東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 TEL03-3205-6864
■主催:こわれ者の祭典実行委員会
問い合わせTEL070-6666-9940(委員会)
※イベント終了後、どなたでもご参加できる打ち上げ交流会があります(2500円位)

道具を使いこなしましょう(タスク)

仕事で段取りが苦手な方が、タスクを使用したら、それぞれの仕事の進行状況を目で確認できるようになったとおっしゃっていました。 道具は使いこなさないといけないと教わったそうです。

2011年1月6日木曜日

精神障害者の就労支援IPS研修(東京都小平市)

精神障害者の就労支援IPS研修(東京都小平市)

精神疾患があっても働きたい!
こんな希望がある方を、どのように支援すればよいのでしょうか。
「精神疾患があっても充実した人生は過ごせる」。そう断言する当事者たちも講師に迎えて、ワークショップも交えた新しい就労支援IPS研修を実施します。

IPS研修の概要
IPSとはIndividual Placement and Supportの略で、精神疾患がある方一人ひとり(Individual)が社会に出る機会を積極的に設け(Placement)、自分が望んだ社会的役割と期待を担いながら生活することを支援する(and Support)方法です。
従来の支援者や家族あるいは本人でさえ「今の生活以上のことは出来ない」と感じてしまうような精神障害者たちが、IPS支援によりその期待以上に大きな自立機能を発揮する可能性を示してきました。IPSによる援助付き雇用は、科学的根拠に基づいた実践プログラム(EBP)とされています。
その魅力と方法をみなさんと確認することがこの研修の目的です。

日時:平成23年3月13日(日)10:00~17:00 (受付9:30~)

講師:
中原さとみ
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、桜ケ丘記念病院)
飯野雄治
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、稲城市役所)
渥美正明
(リカバリーキャラバン隊、足立リカバリーサバイバー)
 
内容:
リカバリームービー
リカバリー・IPS概要
アセスメントからもう一度
体調管理の工夫
職場開拓
医療と統合された支援
本人が立てるケアプラン
私のリカバリー体験

会場: 独立行政法人 国立精神神経医療研究センター病院
旧館(中央館)、3階 コスモホール
http://www.ncnp.go.jp/access/index.html

対象:興味のある方 50名

費用:無料

申し込み:所属、お名前を記載しrecovery_caravan@yahoo.co.jpにメールして下さい。

主催:リカバリーキャラバン隊
協力:むさしの会

【緊急】3/13のIPS支援者養成研修をお申し込みの皆様へ

ご承知の通り、3/11に発生した大震災に続き、ここ東京都多摩地域においても余震が続き、交通機関の運行状況など明日の見通しが立ちづらくなっています。
引き続き情報収集が必要となり、安心した研修実施が困難と予想されるため、残念ながら3/13の研修は急きょ中止させていただくことにしました。
遠方よりお越しの方が多数いらっしゃるため、前日の午前中に決定しましたことをご理解ください。

なお、同様の研修は3/27に都内で実施する予定でいます。
ご都合よろしければご参加ください。
また、4月以降にも研修の実施を検討しております。
今後ともよろしくお願いいたします。

リカバリーキャラバン隊事務局長 
中原さとみ

心を掃除しましょう

心に散りが積もるので

毎日履かないと積もって硬くなるから

心の中の散りを掃除しましょう。

まさえもん

2011年1月5日水曜日

3/27精神障害者の就労支援IPS研修(東京都港区)

精神障害者の就労支援IPS研修(東京都港区)

精神疾患があっても働きたい!
こんな希望がある方を、どのように支援すればよいのでしょうか。
「精神疾患があっても充実した人生は過ごせる」。そう断言する当事者たちも講師に迎えて、ワークショップも交えた新しい就労支援IPS研修を実施します。

IPS研修の概要
IPSとはIndividual Placement and Supportの略で、精神疾患がある方一人ひとり(Individual)が社会に出る機会を積極的に設け(Placement)、自分が望んだ社会的役割と期待を担いながら生活することを支援する(and Support)方法です。
従来の支援者や家族あるいは本人でさえ「今の生活以上のことは出来ない」と感じてしまうような精神障害者たちが、IPS支援によりその期待以上に大きな自立機能を発揮する可能性を示してきました。IPSによる援助付き雇用は、科学的根拠に基づいた実践プログラム(EBP)とされています。
その魅力と方法をみなさんと確認することがこの研修の目的です。

日時:平成23年3月27日(日)10:00~17:00 (受付9:30~)

講師:
中原さとみ
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、桜ケ丘記念病院)
飯野雄治
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、稲城市役所)
渥美正明
(リカバリーキャラバン隊、足立リカバリーサバイバー)
 
内容:
リカバリームービー
リカバリー・IPS概要
アセスメントからもう一度
体調管理の工夫
職場開拓
医療と統合された支援
本人が立てるケアプラン
私のリカバリー体験

会場:日本財団ビル (予定)
〒107−8404 東京都港区赤坂1丁目2番2号
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html

対象:興味のある方 50名

費用:無料

申し込み:所属、お名前を記載しrecovery_caravan@yahoo.co.jpにメールして下さい。

主催:IPS-Tokyo リカバリーキャラバン隊

平成23年3月27日(日)10時~17時迄、東京・港区の日本財団ビル会議室で、精神障害者就労支援研修が行われました。20数名の参加者がありました。そして6つのグループに分かれました。まずリカバリームービーが放映されました。あとは飯野さん、中原さんによる「IPS実践概要」、「アセスメントからもう一度」、「職場開拓」、「医療と統合された支援」、「本人が立てるケアプラン」の講演をしていただきました。また渥美さん、岡本さん、私(中村)による「私のリカバリー体験」の講演もしました。そして中原さん、岡本さんによる「体調管理の工夫」の講演もしていただきました。最後に「まとめ」、「質問」の時間があり、無事に終わらせることができました。私の感想は大阪から来られた方と知り合いになれて、良かったと思いました。また参加者は皆さん熱心で、良く講演を聞いていただいて、とても嬉しい気持ちになりました。

参加者の皆さん地震の影響もあり大変な中ご参加者いただきありがとうございました。渥美さんまた新しい話題が出ていましたね。どんどん進化していますね。中村さんお仕事がただでさえ大変な中お休みの日に、6時間もの講演お疲れ様でした。中原さん色々な手配そして長い講演ありがとうございました。飯野さん話している途中で笑いを沢山とっていましたね。身振り手振りも最高でした。さすがですね。ポストカードがいっぱい売れて良かったのと、桜の文章をポストカードにして売っていただきたいとまでおっしゃっていただいた方もいて、感激しました。今年度最後の講演大成功でしたね。皆さんお疲れ様でした。

IPS (Individual Placement and Support) による就労支援研修会 (山口県)

IPS 研修の概要
IPS とはIndividual Placement and Support の略で、精神疾患がある方一人ひとり(Individual)が
社会に出る機会を積極的に設け(Placement)、自分が望んだ社会的役割と期待を担いながら生活するこ
とを支援する(and Support)方法です。
従来の支援者や家族あるいは本人でさえ「今の生活以上のことは出来ない」と感じてしまうような
精神障害者たちが、IPS 支援によりその期待以上に大きな自立機能を発揮する可能性を示してきまし
た。IPS による援助付き雇用は、科学的根拠に基づいた実践プログラム(EBP)とされています。
その魅力と方法をみなさんと確認することがこの研修の目的です。

◇日時 平成23年2月19日(土)
      ①研修会 13:00~16:00  ②懇親パーティー 16:00~18:00

◇会場 小郡まきはら病院内 レストラン「フィオ-レ」2階ホ-ル

◇主催 リカバリーキャラバン隊

◇協力 山口障害者職業リハビリテーション研究会

◇講師
 ○中原さとみ氏 IPS-Tokyo リカバリーキャラバン隊 桜ケ丘記念病院
 ○飯野雄治氏  IPS-Tokyo リカバリーキャラバン隊 稲城市役所
 ○渥美正明氏  リカバリーキャラバン隊 足立リカバリーサバイバー

◇参加費  ①研修会:無料  ②懇親パーティー:2000円(学生は半額)

◇定員 50名

◇申込締切 平成23年2月10日(木) ※定員に達し次第締め切らせていただきます。

◇申込方法   
  下記、山口障害者職業リハビリテーション研究会ホームページ上から必要事項を記入し送信してください。
http://www.geocities.jp/yssvr/

独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業


私だけ始発で出ても新幹線の時間に間に合わないため前日から、東京駅の近くのホテルに泊まり朝の3時半に起床して原稿を読む練習などをして6時16分発の新幹線で山口に向かいました。いやーやっぱり遠くてビックリしました。いつものように未来への音楽とともにスライドが流れ研修ははいペースで進んでいきましたが、時間の関係上内容をはしょらなくてはいけなかったのが、残念でした。私にも緊張が少しうっってしまいましたが無事に終える事ができました。折り紙のワークは地域の特性がよく見えて、楽しいと思います。お昼に食べたフグの唐揚げはとても蛋白で美味しかったです。また懇親会でのお料理も美味しくてお腹いっぱいになりました。研修が終わった後すぐにメールを下さった方もいて感激しました。参加者の皆さんありがとうございました。
なまけもののなまちゃん

かきくけこの人生観

仕事場で教えてくれた言葉

か・・・観察力
き・・・聞いて覚える
く・・・くまなく調べる
け・・・検討する
こ・・・行動する

まさえもん

2011年1月4日火曜日

リカバリー学校 @小平(東京)

リカバリーの学校とは
精神疾患を持つと、学びの場を失います。確かに病気や薬のことを学ぶ機会はあるでしょう。大学の公開講座や公民館での学習会、カルチャースクールだって増えています。しかし、難しそうだし、途中で席を立つのも飲食も失礼だろうな。授業中に突然、当てられたらどうしよう。そんな不安があるでしょう。 その一方、医者や支援者たちには勉強会や研修がたくさん用意されています。こうしてサービスを提供する側と提供される側の知識の差は、どんどん大きくなっています。「説明と同意」はされますが、圧倒的な知識に差がある医師が示したプランに同意するしかないのが現状ではないでしょうか。
でも本当は、精神疾患を経験しているからこそ、学ぶ場が必要なのです。それは病人としてつつましく生きる知恵を学ぶためでなく、1人の人間として自分の人生を考え、豊かにするために必要なのです。だから、ここで学ぶべき内容は、疾患の有無に関係ないものとなるでしょう。リカバリーの学校では、精神疾患がある方が参加しやすい環境を整え、疾患経験者もコメンテーターとして迎えます。充実した人生を歩むために参考になりそうな学術的な話題を、分かりやすくみんなで学びます。各回 60分×2コマ 途中退席や飲食自由です。
 毎回、ムービーを上映したり、コメンテーターの体験談もご用意しております。お楽しみください。

◎やる気と困難の関係
~学習性無力感、楽観主義、自己効力感、ベネフィットファインディング~
 困難が続くと「何をやってもだめだろう」と考えてしまうのは、万人に共通するようです。ここから脱するための三つの方法、自分や仲間の成功体験がやる気を育むという理論、さらに困難とくに精神疾患という経験から得られる良いことをクイズ形式で紹介します。

●日時: 2月26日(土) 午後1時~3時
●場所: 独立行政法人 国立精神神経医療研究センター病院
旧館(中央館)、3階 コスモホールhttp://www.ncnp.go.jp/access/index.html
●予約不要: 直接会場にお出掛け下さい

主催:リカバリーキャラバン隊 
協力:むさしの会

独立行政法人 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

自由、希望、夢、愛、お金

先ず自由。自由に生きる。人に迷惑をかけない。
好きなことをやる。人のために尽くす。人に思いやりをかける。
自由の時間を持つ。助けてくれる人に感謝する。
生きていることに感謝する。今を生きる。

我々は共消費者である。
自由、夢、希望及び愛を熱く語り
お互い金銭面で助け合いを共存する。

我々は自主独立し、自活している。
年金、生活保護、勤労収入とお金の出所は様々だが
「喫茶店行かない?」「今から?いいよ、今日は割り勘ね」
「コーラごちそうしてよ」「いいよ、どこで買う?」
「たのむ、100円貸してくれ」
頻繁に聞こえるこられの声。戦いのさなかの闇市である。

ところでお金の問題は精神科の分野ではタブーとされている。
資源をどこに求めるのか?我々は闇病者であり、病気の研究者である。
薬の知識を求め、原因治療の方法を先生方、サポーターの方々、仲間と一緒に考える。
気の休まるときがない。ちょっとした息抜き。喫茶店、買い物、消費、公園の散歩と
すきを見ては本業(病気と闘う)ことから休む。

タバコ、コーヒー、コーラ、ミルク紅茶は立派に我々のサポーターであり
リカバリーの道で出会うオアシスである。

そして、希望、愛、夢、それに自由は我々を決して裏切らない。

サム ウォーカー ジュニア

2011年1月3日月曜日

奈良の八重桜

キャラバン隊ベスト3に入る、お勧めの日本酒、奈良の八重桜です。
奈良女子大を中心とした研究グループと、「今西清兵衛商店」が協力して開発し、商品化されたそうです。
優しい甘みがあり、パッケージも美しくて素敵なんですよ。

詳しくはこちらから↓
http://imanishiya.shop-pro.jp/?pid=12912739

今年もキャラバンしながら全国の地酒をいただけるのが楽しみです(笑)。

2011年1月2日日曜日

自由

私が初めて自由を知ったのは小学校4年の春、9歳の時である。

その頃、私たち家族は小さな家で暮らしていた。

学校で絵が得意ということで図工の先生が「小さな画家達の家」というアトリエの先生を紹介してくれた。

その先生はザンバラ頭の一風変わった風貌で私と私の弟を迎えた。

そこでは何を描いても良し、何を作っても良し、自分の好きな絵、ねんど細工等やらせてくれた。

「私の色、私の形」というのはモットーでひとりひとりの可能性を伸ばしていただいた。

そのアトリエまで通うのはしんどかったが、私はそこで自由という体験を絵の上でもった。

その時の感覚は今でも持っている。

私は絵も時々描くが主に想像の世界である。

こんな私の形、こんな私の色と想像の世界を拡げて行くのが好きである。

サム ウォーカー ジュニア

2011年1月1日土曜日

新年あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
今年の私たちのテーマは「輪」です。
様々な輪を大切にしていきたいと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
リカバリーキャラバン隊

地域と家族の絆の輪 渥美正明

人脈の輪は人生において絶大です!P.6000

輪=円=地球 なまけもののなまちゃん


2011.1.1

リカバリーキャラバン隊