【QAシリーズ】IPSと心理教育、リカバリーの学校
Q:IPSサービス、つまりリカバリーを目指した就労支援サービスを提供するために、並行して心理教育を行っているようですが、どのように行っていますか?
A:疾患や成育歴にとらわれずに、学べる可能性を大切にしている心理教育、SST、認知行動療法などはIPSの理念にとても馴染むと考え、集団プログラムだけでなく、一人ひとりに合わせて面接時に行っています。心理教育について言えば、病棟などでの学習会を活用したり、薬剤師さんなどと協力して薬や病気のことを知るサポートも行っています。
心理教育の定義によれば、その目的は「主体的な療養生活を送るため」です。私たちはこれを拡大して「主体的により良く生きるため」の新しい心理教育「リカバリーの学校」を行っています。ここでは、リカバリーやエンパワメントなどの紹介から始まり、リカバリーに関する知識をできるだけ分かりやすく紹介しています。疾患の有無にかかわらず、よりよく生きたいと考えた方が受講します。
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