【QAシリーズ】企業への支援(体調管理)
Q:障害者の就労支援をしています。精神障害者を雇う企業は、その「体調の波」のようなものを心配し、採用に躊躇されることが多々ありますが、どのように支援していますか?
A:医療・主治医と一体になってサポートし、精神疾患の特性について説明しますが、一人ひとりの体調管理のための「私らしさを保つために」シートを本人と一緒に作成し、本人が希望されれば、提示することが大切だと考えています。一般論的な陽性症状などの説明は、あまり役に立ちません。
このシートで体調の黄色信号やその時の対処法などを伝えると同時に、リスクマネジメントが出来ていることを示します。体調がいつもいいとは限らないことを正直に伝えることは、働く本人にとっても気が楽になるものです。このシートではまず本人の夢や目標を紹介しますが、このことが企業にとって本人をかけがえのない一人の人間として紹介する機会にもつながっています。
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