私が初めて自由を知ったのは小学校4年の春、9歳の時である。
その頃、私たち家族は小さな家で暮らしていた。
学校で絵が得意ということで図工の先生が「小さな画家達の家」というアトリエの先生を紹介してくれた。
その先生はザンバラ頭の一風変わった風貌で私と私の弟を迎えた。
そこでは何を描いても良し、何を作っても良し、自分の好きな絵、ねんど細工等やらせてくれた。
「私の色、私の形」というのはモットーでひとりひとりの可能性を伸ばしていただいた。
そのアトリエまで通うのはしんどかったが、私はそこで自由という体験を絵の上でもった。
その時の感覚は今でも持っている。
私は絵も時々描くが主に想像の世界である。
こんな私の形、こんな私の色と想像の世界を拡げて行くのが好きである。
サム ウォーカー ジュニア
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