精神障害者の就労支援IPS研修(東京都港区)
精神疾患があっても働きたい!
こんな希望がある方を、どのように支援すればよいのでしょうか。
「精神疾患があっても充実した人生は過ごせる」。そう断言する当事者たちも講師に迎えて、ワークショップも交えた新しい就労支援IPS研修を実施します。
IPS研修の概要
IPSとはIndividual Placement and Supportの略で、精神疾患がある方一人ひとり(Individual)が社会に出る機会を積極的に設け(Placement)、自分が望んだ社会的役割と期待を担いながら生活することを支援する(and Support)方法です。
従来の支援者や家族あるいは本人でさえ「今の生活以上のことは出来ない」と感じてしまうような精神障害者たちが、IPS支援によりその期待以上に大きな自立機能を発揮する可能性を示してきました。IPSによる援助付き雇用は、科学的根拠に基づいた実践プログラム(EBP)とされています。
その魅力と方法をみなさんと確認することがこの研修の目的です。
日時:平成23年3月27日(日)10:00~17:00 (受付9:30~)
講師:
中原さとみ
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、桜ケ丘記念病院)
飯野雄治
(IPS-Tokyo、リカバリーキャラバン隊、稲城市役所)
渥美正明
(リカバリーキャラバン隊、足立リカバリーサバイバー)
内容:
リカバリームービー
リカバリー・IPS概要
アセスメントからもう一度
体調管理の工夫
職場開拓
医療と統合された支援
本人が立てるケアプラン
私のリカバリー体験
会場:日本財団ビル (予定)
〒107−8404 東京都港区赤坂1丁目2番2号
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
対象:興味のある方 50名
費用:無料
申し込み:所属、お名前を記載しrecovery_caravan@yahoo.co.jpにメールして下さい。
主催:IPS-Tokyo リカバリーキャラバン隊
平成23年3月27日(日)10時~17時迄、東京・港区の日本財団ビル会議室で、精神障害者就労支援研修が行われました。20数名の参加者がありました。そして6つのグループに分かれました。まずリカバリームービーが放映されました。あとは飯野さん、中原さんによる「IPS実践概要」、「アセスメントからもう一度」、「職場開拓」、「医療と統合された支援」、「本人が立てるケアプラン」の講演をしていただきました。また渥美さん、岡本さん、私(中村)による「私のリカバリー体験」の講演もしました。そして中原さん、岡本さんによる「体調管理の工夫」の講演もしていただきました。最後に「まとめ」、「質問」の時間があり、無事に終わらせることができました。私の感想は大阪から来られた方と知り合いになれて、良かったと思いました。また参加者は皆さん熱心で、良く講演を聞いていただいて、とても嬉しい気持ちになりました。
参加者の皆さん地震の影響もあり大変な中ご参加者いただきありがとうございました。渥美さんまた新しい話題が出ていましたね。どんどん進化していますね。中村さんお仕事がただでさえ大変な中お休みの日に、6時間もの講演お疲れ様でした。中原さん色々な手配そして長い講演ありがとうございました。飯野さん話している途中で笑いを沢山とっていましたね。身振り手振りも最高でした。さすがですね。ポストカードがいっぱい売れて良かったのと、桜の文章をポストカードにして売っていただきたいとまでおっしゃっていただいた方もいて、感激しました。今年度最後の講演大成功でしたね。皆さんお疲れ様でした。
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