ページ

ニュース

☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年1月9日日曜日

【QAシリーズ】親子とリカバリー

【QAシリーズ】親子とリカバリー
Q:統合失調症の息子を持つ母です。リカバリーは素晴らしいと知りました。私(母)の考えるリカバリーと本人(息子)が考えるリカバリーが違うときは、どおしたらよいのでしょうか。

A:母は子にこうなってほしい、こうしたらよいんじゃないかと思う。しかし、息子は違うものを目指している。こういうことですね?(そうです。)とても「健康的」な家庭の悩みだと思います(笑)。親が子に興味がない、あるいは子が親の言うなりで自分の意思がないという場合には起こらない問題ですから。
リカバリーは当の本人にしか描けませんし、実現できません。その意味で息子さんが考えるリカバリーを信じることが、お母さんには必要かもしれません。私たちが紹介しているリカバリー5つの傾向の1つに「自分の人生を自分でコントロールしている感覚、そうすべきという信念がある」があります。親や支援者から見たら「ああ、何をばかなこと言っているのだろう」と思うかもしれませんし、世の中そう甘くはないかもしれません。しかし、七転び八起き、転んでもただでは起きぬ、と経験の中から本人が学んでいくことは将来の財産となります。転ばぬ先の杖を親が用意するのではなく、自分で用意できるようになるかもしれません。

お金持ち、高学歴を持つことが目的でなく、リカバリーを目標とするならば、息子さんが目標というリカバリーを描いていることにまずはエールを送ってみることがよいかもしれません。目標の中身ではなく、自分で決めた目標があるということがリカバリーには大切なようです。

0 件のコメント: