医療機関で就労支援をする時代を見据えて
リカバリーキャラバン隊の飯野・中原が、精神疾患患者への就労支援IPSに関して原稿を書きました。
このヘルスケアノートは、国内の医療機関(精神科以外も含みます)3000弱に配布される予定です。
販売はしていませんが、国内の医療機関の経営者に就労支援することの意義や魅力、方法について、詳細に紹介いたしました。
表紙と目次については、pdfでご覧いただけます。
ご承知の方も多いかもしれませんが、
1.精神疾患がある方に対しては、医療機関が直接、就労支援に関わる方が、就職率や定着率などがよい。
2.働くことで、精神疾患によい影響がある。
3.就労支援をしている医療機関は、ほとんどない。
のが現状です。
この現状に対して、私たちは研究成果や臨床経験などを踏まえて、就労支援の意義や方法を学会や出版物、論文で紹介してきました。
そして、まだモデル事業の段階ですが、私たちも参加した研究に基づいた政策提言を踏まえ、厚労省職業安定局が財源を用意し始めてくれました。
また、就労支援に取り組むことでスタッフが様々なことに気付き、医療機関が組織として成長することも、私たちの質的分析により見えてきています。
これらについて原稿にして、全国の医療機関の経営者に伝えることとなりました。
今回の寄稿は、様々な方の協力や静かなる熱意があり、実現いたしました。
就労支援に取り組む精神科病院が増えることで、みなさんのリカバリーがより、身近になることを期待しています。
リカバリーキャラバン隊 飯野雄治、中原さとみ
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