【活動のねらい3】リカバリーとは
「こういう人たち」の経験をリカバリーと呼ぶ。リカバリーの定義は様々だが、英語に強い私たちの仲間が、英語の文献を読みつつ当事者としての経験も踏まえて次のように紹介している。
精神障害の当事者にとってリカバリーとは自分の生活の劇的な変化、それによるものの見方の変化である。(中略)リカバリーとは、こういう精神障害特有のわずらわしさはさておいて、自分の夢を持ったり目標に向かって生きがいを感じたり、人間関係を豊かにするといった、人生や社会に対してより積極的な態度を病人が持つということである。(中略)プロカバリーも(略)「いつでもよい、どこからでもよいから一歩踏み出す」という立場である。そしてその土台に希望を持つことを上げる。(略)これからの精神保健福祉サービスは重要な資源として希望を患者に与えることが重要になるだろう。
私たちは、リカバリーという経験を社会資源として活かすための活動を行っている。当事者が集まって何かをしようと活動しているのでなく、リカバリーの魅力を伝えるための才能と熱意を持った者による活動なのである。
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