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☆リカバリーキャラバンフェイスブックもあわせてみてくださいね

https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年2月13日日曜日

【QAシリーズ】病識のない人の体調管理

【QAシリーズ】病識のない人の体調管理
Q:精神障害者の支援をしています。自分は病気ではないとか、デイケアに行ってこんな病人たちと一緒にいたら病気になってしまいそうで怖いと言う方がおり、困っています。病識のない人の体調管理は、どのように支援していますか?

A:病識がないと言っても、支援機関につながっているようなので、その場合についてお答えします。
「主体的な療養生活」が目的の心理教育プログラムでは、病気を受け入れ、病気と向き合い、対処法を持っていきましょうと促すのが定石でした。つまり病気と向き合うことを本人に求めます。しかし、病識がないことを私たちは長所や可能性ととらえます。病気を受け入れたとしても認知行動療法で病気と本人を切り離す作業が必要となります。病識がないとは病気と自分とが切り離せていることであり、すでにリカバリーの要素を満たしているわけです。病気と向き合わなければならないという支援者の固定観念が、本人を苦しめかねません。
私たちの利用している体調管理シートや目標と計画シートは、いくつかの臨床技術に基づき作成していますが、障害や疾患に特化した内容や表現を採用していません。実際に企業等でのメンタルヘルス研修でも利用しており、疾患の有無にかかわらず利用できるシートです。「病識のない方」にも、疾患の有無にとらわれずシートを書き込んでいただき、働きたいなどの希望を応援するようにしています。
症状と考えられるものへの対処法を身につけることもありますが、生活に必要な対処法の全体を取り上げることが可能となります。

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