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https://www.facebook.com/recoverycaravanTai

福祉新聞でリカバリーキャラバン隊の冊子「精神疾患を持つ方が働くための合理的配慮の会話帳でっかい輪」を取り上げていただきました。

多くの皆様のおかげでいい冊子になりました。心より感謝いたします。

精神障害者が働くために必要な合理的配慮とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10061

キャラバン隊がNHKハートネットTVブログの取材を受けています

仕事とともに、このキャラバン隊の活動が大きな生きがいとなっていると紹介されています。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/223531.html

2011年2月15日火曜日

【QAシリーズ】医療で行う意義

【QAシリーズ】医療で行う意義
Q:私は地域でのリハビリテーションに力を入れてきた医師です。IPSのような就労支援や地域統合は最近では福祉の仕事として整理される傾向がありますが、医療で行う意義は何ですか?

A:私たちも福祉系サービスを最大限に活用していますが、IPSの大きな特徴の一つとして「医療保健サービスと就労支援サービスの一体提供」があります。
これにはまず、医療と福祉の縦割りの弊害を乗り越える意義があります。地域の福祉機関からすれば、主治医等との方針の不一致により本人が振り回されることを避けることが可能となります。
もう1つの積極的な意義は、治療と就労生活を支えることは同じだという理念の実践というわけです。言い方を換えれば、障害や疾患が治ってきたから働こうというのでなく、障害があるからこそ働こうというわけです。医療と福祉にリカバリーという共通言語があれば、いずれも可能になることを経験してきました。
IPSを医療機関が提供することにより、医療従事者に意識の変化を与えるという副次的な意義もあります。患者さま第一主義などの美辞麗句ではなく、サービス提供者の「予想に反して」リカバリーを手にしていく当事者を目の当たりにすることは、「支援とはこうあるべき」という医療従事者のいわば認知のゆがみを解消していく素材となります。IPSは医療の質を上げるエンジンとなります。

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