【QAシリーズ】向いている仕事を探す
Q:働きたいと考えている精神障害の当事者です。自分にどういう仕事が向いているのか知ってから就職活動をしたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
A:興味や特技などを活かした仕事がよいと思いますが、なかなか見つからないものですね。自分の長所って、なかなか気付きづらいものですし、ましてや仕事と結びつけるのは難しく感じるのは当然です。
親や兄弟、友人にどんな仕事が向いているか尋ねてみるのもよいでしょう。その一方で、新聞の折り込みやハローワークの求人票、市販されている仕事図鑑などで色々な仕事を知り、自分に向いているかどうかを調べるとよいかもしれません。
作業所での実習、ボランティア活動への参加、社会適応訓練事業などの利用による企業内での実習を通して、向き不向きを考えることもできます。障害者職業センターで性格傾向などから適職診断を受けることもできます。「ノルマがない」「人間関係が少ない」等の影響か、農業が向いているという結果をもらう方が多くいます。
忘れてならないのは、どういう仕事が向いているかどうかは実際に働いてみないと分からないということです。むしろ、どういう仕事が向いているかを知るために働いてみることが必要となります。私も学生時代に数多くのアルバイトを経験しました。少しでも向いているかな?と感じる仕事があれば、やってみることが大切です。
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