【震災からのリカバリーのために④】
情報は選びましょう
被災こそしなかったけれど計画停電の影響を受けるなどにより、援助者であっても混乱している方が多く見受けられます。疾患の有無に関わらず、私たちからのアイデアを掲載します。
自分の意志で選択しづらい、あるいは再現力の強いテレビがつけっ放しになっていませんか?テレビを消して、インターネットやラジオで情報収集するように切り替えましょう。
必要な情報と、参考にする程度でよい情報とを分けましょう。例えば、停電、電車の運行状況、揺れた場合の地震の最新速報などは必要な情報でしょう。
アニメやビデオなどを見るのも、平静さを取り戻す上では悪いことではありません。堂々とやってよいことです。
震災にあった現地の惨状に関する情報は、厳選して確認しましょう。過度な感情移入などにより自分が過酷な体験をしたのと同じ状況になることが報告されています。自分の現状に見合っていない不安や興奮は、プラスにはなりません。
バランスよく情報を取り入れましょう。同じ情報でも、報道の仕方でまったく見え方が異なってくることがあります。1つの情報をどのように解釈するかは自分次第ですが、解釈の仕方によっては過度な不安や興奮を引き起こして、かえって自分の身に危険を引き起こすことにつながりかねません。結論を急いで、勝手な解釈をするとパニックになります。
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